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1歳のブログ

人と感情豊かに共感する力を育てよう!!
~1歳5ヵ月と3週目~

このブログは、子どもが生まれてからほぼ毎週更新しているブログです。
世知辛い世の中を、あかるく楽しく元気よく人生を楽しんでもらえるように、幼い頃から発達の基礎力upのために……でもやりすぎると疲れるので片手間に。

週1~3回ほど、5~10分意識して遊んだこととかやりとりを書いてます。
近くに同じ歳の子がいない人に同世代の子どものイメージを持ってもらったり、子どもの発達が心配な人にどんな遊びを普段からしてると成長しやすいか見てもらったり……などなど。
そんな方々に向けて書いてるつもりです。
よければどうぞ。

目次

「あー!!」って言われたら「あー!!」って言い返してみる。

ーーーーー

わが子(はらぴー):「 」
親:< >
“ ”:親が意識して覚えてもらおうと喋った言葉
※上のカッコで実際のやりとりを再現します。

ーーーーーーーーーーー

ある日…
<よーーーーい……ドンッ!!!(はらぴーの手を引っ張って走る親)>
「うひゃっいひゃっ!!」
<ゴーーール!!!>
「ん!ん!」
<なに?もう1回?>
「かっかい。」
<もっかいね。いくぞー、よーーーい…ドンッ!!!>
「いぃーーっひゃーー!!!」
<ゴーーール!!!めでたくゴーーール!!!>
「ん!ん!」
<もっかい?>
「もっかい。」
<もっかいね。いくぞーーー。ヨーーーイドンッ!!!>
「いーーーひゃひゃひゃー!!!」
<ゴーーール!!!>
「もっかい。」
<おぉ!もっかいね。ヨーーーイドンッ!!!>

これ10回近くして、まだ上に飛び跳ねるような走りをするはらぴー。
引っ張られて、こけそうになりながら足がなんとかついてくる。
走るというより体全体を動かしながらドタドタ飛び跳ねるはらぴー。



またある日…
<もうー!!何回言ったらわかるんー?!ティッシュはあかん!!>
「……。」
<あかんで!!そもそも、よくティッシュ届いたな。>
<まー大人も悪いねんけどな。>
<それはその通り!!>
<ほら、ティッシュ取ったら“フーーーン”して。>
ティッシュを鼻に持って行く。
<“フーーーン!!”>
「んー。」
<ちゃうちゃう。言うのちゃう。鼻な。“フーーーン”>
はらぴーの鼻をトントンして、すぐにティッシュを鼻につける。
<“フーーーン”!!>
「………。」
<あかんなー。>
その後、なんかのタイミングで鼻から息を出す遊びをしだす。
<汚いなー。>
<お!チャンス!!“フーーーン!!”>
チャンスとばかり、この遊びを繰り返すので、はらぴーの鼻の下は水分で潤う。
<はい!そのままティッシュで…はい!!>
「………。」
<なんでせーへんねんっ!!!!!>

後日、同じやりとりをして、ある日ティッシュでフーーーン!!に成功。
両親べた褒めで、はらぴーは褒められることよりツッコミを入れられるほうが楽しくて、フーーーン!!は、あえて回避。
でも、後日何度かしているうちにティッシュで弱めに鼻をかむことを覚えるはらぴー。



またまたある日…
「あーーー!!!」
<ん?>
大きなタコの看板。
たこ焼き屋さんでもないのに、大きなタコ………
どういうつもりで作ったのか。。。
<あー、タコやなー。>
「たとー。」
<タコ…ね。>
「あっ!!」
<なに?>
「あ!!」
<うん、タコやで。>
「あ!!」
<………あーーー!!!>
「たとー。」
<わかってるんやん。おっきなタコやなー。>
「………。」
<さ、行こか。>
「あーーー!!」
<タコな。>

はらぴーの熱烈なタコアピールは続き、その後1週間ほどでタコを完全に言えるようになる。
<これなんやっけ?>
「た……」
<なぜやめる?!それ、どんな気分やー!!>
「うっひゃ。」
大人のリアクションに喜ぶはらぴー。

【成長発達のはなし】

体の発達がだんだんと成長してくる頃。
特にひざとかひじを動かせるようになってくると、運動の幅がぐっと広がるので、関節が曲がるだけで褒めたいくらいの時期。
この時期以降、関節が曲がりにくいと走るときに足が棒みたいになって、コケやすくなる子が多い気がします。
なので、先週ブログの階段での遊びは結構大事やったりします。。。


大人と関わるときは、人の気持ちとかそのときの表情とかより、リアクションの大きさとかに注意がいきがちな頃かと思います。
<コラーーーッ!!>って怒っても、子どもが変な顔をしていて少し笑っちゃうと、「声大きいけど笑ってるやんー♪」となりがち。
隙を突かれちゃう。。。

2歳近くなると、「顔は普通やけどホントに怒ってるなー。これやばいよなー。」って気づいていきます。
だから、怒ってもそれを察しきれなくて、大人の怒りが全然伝わらなくて余計腹が立つ子どもとは、もう少し付き合わないといけないと頃。。。
子ども的には、気づかないというより気づけないイメージ。

【子どもの基礎力upのあそび】

さてさて、今週の遊びですが。
上の話でいう、タコの看板の遊びを応用してみたいと思います。

「あーーー!」って言われたら…
<あーーー!>で返してみる。

もしくは、大人がタコの看板を指した上で、<あーーー!>って先に言ってみる。

これをすると子どもは言葉だけじゃなくて、人の様子や視線からも大人の思いを理解しようとするので、徐々に取り入れるのをオススメします。

2歳代で、人の思いを理解しようとするのが活発になってきますが、実はこの頃から少しずつ始まってます。

人の気持ちを汲んだり共感したり、空気を読む大元の能力にもなるので、好きなテレビやおやつが出たら、大人が子どもの目を見て<あーーー!>っていう表情をするのもいいです。

家族のコミュニケーション的に、このへんがあんまりないご家庭は、言葉じゃないコミュニケーションが苦手になる場合も少なからずあります。
なので、今から少しずつ意識するのもいいかと思います。


よければどうぞ。



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050-5578-8374
uchimodern@gmail.com

ブログに興味がある方やなんだか話を聞いてみたい方などなど…
お気軽にご連絡ください。

ちなみに、うちでは奈良(奈良市)と大阪(交野市)で、90分みんなで遊ぶ教室をしています。
友達の輪に入ること,言葉で理解・表現すること,勇気や自信を持つこと,空気を読むこと……など。
子どもの発達の能力が伸びるように講師が遊びをプログラムしてキャーキャー遊んでる教室です。
こちらもよければどうぞ。