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1歳のブログ

いろいろわかると、いろいろしたくなる年頃。
~1歳6ヵ月1週目~

このブログは、子どもが生まれてからほぼ毎週更新しているブログです。
世知辛い世の中を、明るく楽しく元気よく人生を楽しんでもらえるように、幼い頃から発達の基礎力upのために……

でもやりすぎると疲れるので片手間に。

週1~3回ほど、5~10分意識して遊んだこととかやりとりを書いてます。
近くに同じ歳の子がいない人に同世代の子どものイメージを持ってもらったり、子どもの発達が心配な人にどんな遊びを普段からしてると成長しやすいか見てもらったり……などなど。
そんな方々に向けて書いてるつもりです。
よければどうぞ。

目次

今こそチャレンジでレベルupのとき!!

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わが子(はらぴー):「 」
親:< >
” ”:親が意識して覚えてもらおうと喋った言葉
大人:『 』
※上のカッコで実際のやりとりを再現します。

ーーーーー

ある日…。
<なんちゅーとこ座ってんの?!>
「(こっちを見るはらぴ。)」
<よう座ってるなー。(おしりふきを入れるプラスチック製の箱。ボタンを押すとパコッとフタが開くやつ。)>
「(じっと親を見るはらぴ。)」
<っていうか、この箱、結構耐久力あるねんなー。すごない?>
<どこ関心してんの。>
「…。(両親のそんな会話は関係なく、おしりふきの箱に座ってアンパンマンを見てるはらぴ。)」



またある日…。
「やぁーーーっ!!!」
<もうなんやの。いちいち泣きなや。>
<どうしたん??>
<はらぴ。バナナ好きやん?!だからいつもみたいに食べるように皮むいて渡そうとしたらこうなった。>
<むきたかったんや。>
<そうそう。>
<最近、こういうの多いよな。>
<多い。疲れる。いちいち泣く。ほんで、やりたいようにさせたらこぼす。>
「やーーー!!!」
<わかったっ!!!ほんなら自分でしいや。>
”むいたバナナは食べねぇ。もう1個よこしやがれ!”みたいな感じで、なんか訴えてる。
<もう今日はそれ食べて。>
これ以外にも、大人のお箸を持ちたい,ご飯も冷ましたり食べやすくしたりするために触られるのいや,飲み物も子ども用のコップとかゴメンだぜって感じが、いろんなところである。
他にも、調子悪くてご飯を食べない割に、お皿を下げると泣くなど、いろんなところではらぴの思いが出てくる。



またまたある日…。
「パッジャパージーパー。ジャパジーダッ!!」
<よくお話してるねー。それ、論文が本になったやつやんな。>
<うん。>
<遊んでるけどいいの?>
<うん。まぁいいんちゃう。>
「やいやいやいやいやいやい!!!」
<読んで、やって。>
本を置いて、アンパンマンのテレビに興味を持っていこうとする親。
「やいやいやいやいやいやい!!!」
<……この研究は……>
<そのまんま読むんかい!!>
「ジャーパジーパジージャバジー。」
<あぁ、そうやな。書いてるねー。…あ、こんなとこにグラフ書いてるで!!グラフ!!>
「………。(親を見る)」
<”表”やで。”表”!!!>
「ぃよーーー!!!」
<そう!!表!!!すごいねー。丸い表やねー。>
本をべしべし叩くはらぴ。ほとんど字ばかりの論文。たまにある表。どこかわからないけどいろんなところを指して何か言ってる。

【 成長発達のはなし 】

姿勢では、座る位置が狭くても足や手でバランスを取りながら座っている頃だと思います。
体がヘロヘロで座るのが安定しない場合だと、一旦は座面を広くする(座るところを広くする)とか、足がつくようにしてみて、子どもがキッチリ座れるようにしてあげることはいい方法だと思います。これは、5~6歳頃までは十分役立つ方法で、姿勢が安定するための方法でもあります。

座る場所とかテーブルの高さって大事って言われますが、おしりと足で支えて、体は崩れないように姿勢を維持して座ってるので、個人的には足がつかない場合は足台を置いて、足とおしりが安定することを優先してもいいんじゃないかって思います。
うちも使っててなんですが、赤ちゃんから大人まで変形させたら使える椅子ってあります。
使うのが悪いわけではないんですが、子どもの姿勢を考えると、腰にクッションを置いて机と体の距離を縮めたり、足を置く棒みたいなやつの高さ調整などはいると思います。


1歳6ヵ月くらいになってくると、いろいろと理解してくるようになります。「あぁ、こう訴えたら○○してくれるなー」とか。
すると、余裕が出てくるのか、段々といろいろ自分でしたいってなります。自分でして「おぉー自分でできたぜ!!」って密かに喜び始めます。これから、この気持ちがイヤイヤ期の元になって、チャレンジ精神がどんどん出てきます。
「ほぉー、バナナって案外固いねんな」とか「バナナってこっちの皮からむいてもいいんや…」とか、いつもしてもらってたやり方と違うやり方でもいけることとか、やり方を変えたら違う結果になるやん(「バナナは縦方向にはむけるけど、横方向にはむけへんねんな」)みたいに、いろいろ学びます。

親からしたらすっっっごくめんどくさいやり取りのタイミングで、でも子どもは新たな発見をして成長しようとしてます。もし、みなさんが許せるなら、余裕のあるときはやらせてみると成長の1つになると思いますので、よければどうぞ。
その発見が増えてきてチャレンジ精神が旺盛になって、今後めんどくさくなっていくのは避けられないと思うので、あらかじめご了承を。

【 子どもの基礎力upのあそび 】

今週は、絵本とかテレビを一緒に見る…ということをやったら、みなさんのお子さんはどんな反応するかなーって思います。

絵本でもテレビでも、いつも見るものって出てきます。そして、そのときの大人のリアクションってどうしてもいつものパターンになります。だから、いつもリアクションする場面では”一緒に見る”だけにして、いつものリアクションをしないっていうことです。
子どもは「(え?)」ってなったり、何か関わろうとしたりするかもしれません。
いつもと同じじゃない、違うリアクションや遊びなどを意識してみると、子どもは新しい関わりを見出したりチャレンジしてくれるかもしれません。
よければどうぞ。


ちなみに、検診場面でテレビやスマホの見せっぱなしはダメって言いますが、それは一方通行のコミュニケーションだからだと思います。
<ま~た、ばいきんまんやられたなー!!>とか<あ!かばおくんや!>とか…
<チョロミー、キューーーン!!って言ってるなー>とか…
テレビも大人が一緒に見て子どもに話しかけたら、結構心強い仲間になると思います。
テレビに夢中になりすぎて耳に入ってない場合は、道の途中のお花とか犬とか車とか…
そういうもので共感・共有するのはありだと思います。


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あそびを習い事に!!うちもだんLabo.!!
050-5578-8374
uchimodern@gmail.com

ブログに興味がある方やなんだか話を聞いてみたい方などなど…
お気軽にご連絡ください。

ちなみに、うちでは奈良(奈良市)と大阪(交野市)で、90分みんなで遊ぶ教室をしています。
友達の輪に入ること,言葉で理解・表現すること,勇気や自信を持つこと,空気を読むこと……など。
子どもの発達の能力が伸びるように講師が遊びをプログラムしてキャーキャー遊んでる教室です。
こちらもよければどうぞ。