あえて同じ経験ができるようにすると理解力up!!~1歳6ヵ月4週目~
このブログは、子どもが生まれてからだいたい毎週更新しているブログです。
いろんな人がいるこの世の中を、明るく楽しく元気よく過ごしてもらえるように、小さい頃から発達の基礎力upをして、多少の難を能力で乗り越えられるように、たまに意識して遊んできました。
でも、そんな熱心な感じじゃなく、週1くらいで適当に。
遊ぶ時間は5~10分くらい意識して遊んで、あとは<さ、テレビ見よかー>って言って遊ぶのをやめてます。
このブログは、近くに同じ歳の子がいない人に同世代の子どものイメージを持ってもらったり、子どもの発達が心配な人にどんな遊びを普段からしてると成長しやすいか見てもらったり……などなど。
そんな方々にも見てもらえるように書いてるつもりです。
よければどうぞ。
目次
同じことを繰り返すって結構いいです。
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わが子(はらぴー):「 」
親:< >
” ”:親が意識して覚えてもらおうと喋った言葉
大人:『 』
※上のカッコで実際のやりとりを再現します。
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ある日…。
玉を転がして遊ぶおもちゃ。玉はいろんな色があります。
<ここ置いてみたら?>
「(素直に置くはらぴー。ボールが転がってゴールに入る。)」
<あらまー。入ったね。>
「(手ぱちぱち)うーん。」
<どうしたん?…あ、こっちのゴール入れたかったん??>
「うーん。(適当な返事のはらぴ)」
<じゃーここ入れてみて。>
直径1センチくらいのボールを慎重につまんで移す。
たまに落として拾ったり、全部をバラバラ出してから、1コずつつまんだりするはらぴー。
<1こずつ取るの?!まーそれ、時間かかるでー………。>
子どもの遊びを、ただひたすら見ている親。
<手伝おっか??…ってあかんね。…がんばれっ!!>
違うほうを向いたときにかぎって呼ばれる。
「○¶∞◇…」
<あーごめんごめん。>
またある日…。
日によって、母親か父親か寝る人が変わるので、これくらいのときから<誰と寝る?>と質問して決めてもらうようにしてみました。
<誰と寝る??お母さん?お父さん?>
「ん!ん!(母親を指差し)」
<おっけー。ほんなら今日はお母さんと寝よっか。>
「ん!(父親を指差す)」
<おっけ。じゃ、今日はお父さんとやね。>
「ん!ん!」
<じゃあ、お母さんと…>
「ん!ん!」
<お父さ……ってどっちやねーん?!>
というくだりが楽しくなるはらぴー。
<ほんで、どっちと寝んの?>
「ん!」
<はい、お母さんで決定ー!!>
そのまま母親とベッドに行くはらぴー。
またまたある日…。
<最近、自分でブロック作ってるよなー。>
<うん、すごいすごい。>
「ん!△√※○…」
<はいはい、作るのね。>
「√※∞△☆…。」
<じゃー、次はこっちも!…はらぴ、ここに置いてみたら?>
「(黙々と、かつゆっくりと、ブロックを重ねる)」
<できたやーーーん。すごーい!!>
「(大人にはノーリアクションのまま、ブロックを作り続ける)」
<またできること増えたやーん。よかったねー。>
「(ノーリアクション)」
<よかったなー。>
「……。」
<…(顔を覗き込むように)よかったなー。>
「……。」
<…よかっ…>
<作ってんねんから、返事はあきらめろ~。>
【 成長発達のはなし 】
なんとなく大人の言葉とか行動から、理解する力がupするこの頃。
同じことを経験してるうちに、「自分がこうリアクションすると、嬉しくないことが起きるのね…」って理解することも多くなります。
大人は知らないうちに、絵本とか道ばたとか、いろんなところで犬を見つけると<ワンワンやねー>とか言うと思いますが、たぶんそれ子どもからすると同じ経験をしてます。
ブログで言う、一緒に寝るのは母親か父親か…みたいなことも、最初は適当に選んでますが、段々と同じ経験を積んでると、その日に一緒に寝たい人を選ぶようになりました。
これくらいの年齢なら、毎日同じことをする時間が10秒でもあれば、そこで理解力は増しますので、よければどこかで毎日のルーティーンを作ってみてください。
ちなみに、うちの場合は間違って違うほうの親を選んだ場合、「いやーーー!!」と言われながら連れて行く日もありました。
ここは…
●言ったことがその通りになる…という理解upを目指すか、、、
●子どもが保育園とかで疲れ気味だから、もう1回どっちと寝たいか聞いて、子どもの気持ちの優先を取るか、、、
…このへんはおうちによります。
どちらでもいいですが、子どもが言った通りに聞きすぎると他のことでも聞いてくれる感を持ってワガママ的な言動が増えるリスクがあります。
子どもが言ったことが自分の気持ちと違ったことでも、言った通りに大人が行動すると、理解力と“しょーがない”的な気持ちを切り替える練習にもなるので、たまにはやってみてもいいと思います。
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●この頃の様子●
▼いろんな感情が出てくる頃。
<おー、積み木上手に積めたねー!!>
「あはっー。」
バタッ!ガラガラガラ…(積み木が倒れる)
「うーうーうー!!!」
積み木が倒れて泣いちゃう。
▼トイレでおしっこが出るけど、実はまぐれ。
<トイレ行ってみよっかー>
「うん…。」
<よくわからんけど、座ってみよっかー。>
「うん…。」
たまたまおしっこが出る。
<うわー、すごいやんー!!!>
このまぐれを繰り返して、3~4ヵ月後に徐々にトイレでの成功が増えてきました。
【 子どもの基礎力upのあそび 】
今週は、1日のどっかでルーティーンを作るか、1週間くらい1日の中で同じ遊びをしてみることをおすすめします。
おはよーって挨拶するとか、朝起きたら<お水飲む?>って聞いてからお水を飲むとか…
1週間毎日10秒だけ、音の鳴る絵本で犬の鳴き声を連打してマネしてみるとか…
“いつもやる遊び”が決まれば、違う遊びを楽しむようになって、遊びとか言葉のレパートリーが増えるキッカケになります。
ただ、日頃から疎通性が未熟な感じで、<これ何?>とか聞いても、6,7割返事が返ってこない場合は、まだ子どもが大人に一方的にリアクションを返してほしい時期なので、大人が子どもと一緒に遊ぶために子どもを誘ったり、大人が子どもの言動に合わせてリアクションすることを優先した方がいいと思います。
よければどうぞ。
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あそびを習い事に!!うちもだんLabo.!!
050-5578-8374
uchimodern@gmail.com
ブログに興味がある方やなんだか話を聞いてみたい方などなど…
お気軽にご連絡ください。
ちなみに、うちでは奈良市と交野市で、90分みんなで遊ぶ教室をしています。
友達の輪に入ること,言葉で理解・表現すること,勇気や自信を持つこと,空気を読むこと……など。
子どもの発達の能力が伸びるように講師が遊びをプログラムしてキャーキャー遊んでる教室です。
こちらもよければどうぞ。