ぬいぐるみとかと遊んで、創造力とか言葉の力をつけていこう!!~1歳8ヵ月1週目~
このブログは子どもが生まれてから記録したものを、ほぼ毎週ブログにしたもので、子どもが何歳頃にどんな成長をしてたかを書いています。
飽き性な親が、小さい頃から意識して5~10分遊んで、子どもの持ってる能力をできるだけ引き出しておこうっていうイメージで遊んだところも書いています。
子どもの成長ってどんな感じなのかとか、どんな発達をしてどんな遊びをしとくと発達って伸びやすくなるのかとかの情報も一緒に入れています。
子どもの発達が心配な方とか、子どもの能力をできるだけ伸ばしておきたい方など、よければのぞいてみてください。
目次
- ○ ①ブロックとか積木に果敢にチャレンジし続けるはらぴー。
- ・手の細かな動きって、これくらいの年齢からすでに成長し始めてます。
- ・じゃあ、何するのっていうと…
- ○ ぬいぐるみでのごっこ遊びと、心のお守りのぬいぐるみ。
- ・年齢によって扱われ方が違う、ぬいぐるみたち。
- ・…具体的には?って話になってきますよね。。。
- ○ 今週、子どもにするといい遊びってなんでしょうか?
①ブロックとか積木に果敢にチャレンジし続けるはらぴー。
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わが子(はらぴー):「 」
親:< >
親以外の大人:『 』
※上のカッコで実際のやりとりを再現します。
ーーーーー
ある日…
1歳1~2ヵ月頃に、家に積木やブロックが来て、とりあえず遊んでました。
ブロックでは外すことはできるけど、はめることが難しくってなかなかはまりません。
でも、この頃にはだんだんブロックとかある程度くっつくようになってきて、楽しさがわかってきたようでした。
「ぷっぷー。」
<えー、どれどれ?>
「ぷっぷー!!」
<あー、ほんまやな。ブロックの車やん。>
「うん。」去っていく。
<あ、満足した。>
<確かに~。聞いてやーって言ってたな。>
黙々と一人でブロックを持って重ねようとしたり外したりする。なんかの職人さんみたい。(ブロック職人………え、ブロック塀ですか?!ってなる…('_'))
<上手になったなー。>
<ほんまやなー。前まで、取るときも外すときも”あっ!”の連続やったもんなー。>
むっちゃ真剣にブロックで遊んでる。大人なら真剣すぎて口尖ってくるくらいのレベル…。
手の細かな動きって、これくらいの年齢からすでに成長し始めてます。
子どもの体って、”粗大運動”って言われる大きな体の動きがある程度できてきたら、”微細運動”って言われる細かな指先とかの動きができてくるって言われてます。
それも、頭のてっぺんから首→体→足先みたいに上から下に。それで、体の真ん中→指先みたいに真ん中から指先って流れで育ちます。
でも粗大運動がある程度できないと腕とか手首,指先とかに意識がいかないから、ある程度大きな体の動きをする遊びをしっかりやっとくと、微細運動って動かしやすくなってきます。手先が器用になりたいなら、まずはいっぱい体を動かすんだー!!みたいなことです。
じゃあ、何するのっていうと…
●走る
→ぅおー!って言って追いかけたり、一緒によーいドンしたり…。
●階段の上り下り
→手をつないででいいので、ゆっくり子どものペースで…。
まだ歩いて間もない子だと、子どもの重心って頭とか高い位置になってグラグラします。手をつないであげるなら腰をかがめないけませんけど、手を子どもの腰とかお腹くらいの位置まで下げると、もっといいと思います。
上りは重心は前にいくし、下りは重心を後ろにしないと「あぁ~れぇ~!!!」って後ろにコケちゃいます。なので、子どもは子どものペースで重心を移動させて階段上り力をupさせていきます。
膝も曲げるし、階段って結構オススメ。
ぬいぐるみでのごっこ遊びと、心のお守りのぬいぐるみ。
またある日…
両親がぬいぐるみを渡して、フワフワやね~みたいなことを言ってると少し気に入るはらぴー。
<あ~、よかったねー。ぬいぐるみもらったん?>
「うん。」
<よかったね~。>
<なんて名前にする?>
<じゃー、じぇらちゃんで。>
<おっけ。はらぴー、じぇらちゃんとお友達になったねー。よかったねー。>
「うーん。うん!」
言われるがまま、じぇらちゃんとお友達に。大人に言われて、とりあえず嬉しそうに返事。
それから少し時間が経つと抱いたままソファに座って、そのまま隣同士でテレビを見てたり、じぇらちゃんに飲み物をあげたりしてる。
「ちゅーちゅー(…らしきことを言ってる)」
<あら、じぇらちゃんにジュースあげてんの?!>
「うーん。」
<よかったねー。おいしーって言ってた?>
「うーん。」
<ふ~ん、そ~なのね。>
別の日には、外でご飯を食べに行くときに、じぇらちゃんを抱いたまま抱っこしてもらって少し眠そうになってる。
<感触気持ちいいんやろうな~。>
<確かに。フワフワやもんなー。>
<気持ちいい?>
「うーん。」
<なんでも”うーん”やがな。>
ちなみにうちの場合、じぇらちゃんは2~3日したら他のおもちゃと同じように床に転がっていました。
年齢によって扱われ方が違う、ぬいぐるみたち。
1歳頃って、基本的には大人との関わりが多いですが、ぬいぐるみが遊び相手になってくれることもあります。
4,5歳の子でも、おままごととか一緒におでかけする相手としてぬいぐるみが登場することがありますが、1歳の子はそこまで役割分担されるんじゃなくて、どちらかと言うと大人にやっていることをぬいぐるみにもする感じです。
いつも大人と過ごすんだけど、それが大人以外にも意識が向くイメージで、1歳6ヵ月くらいになってくると他の子にも意識が向く頃だし、保育園とかでは徐々に順番とか交代とかを教えてけば、徐々に他の子を意識した動きができてくる頃なんだと思います。
すぐは理解できなくても、教え続ければ3~4ヵ月頃には気持ちが整えば順番とか交代・交換とかは理解してきます。
ちなみに、3,4,5歳くらいになるとぬいぐるみが完全に人扱いされておままごとに登場したり、子どもがイメージした世界の住人としてぬいぐるみが登場してきたり、保育園とか幼稚園とかにぬいぐるみと一緒に行って、何かしらの不安をぬいぐるみが守ってくれることとして活躍するときもあります。
心理療法では、ぬいぐるみで遊ぶとその子が普段体験していることをぬいぐるみでの遊びとして、そのまんま無意識に表現してくるときもあります。
たくさん書きましたが、ぬいぐるみって子どもの人への意識とか気持ちの整理,他にも気持ちの成長にとっても活躍します。
ぬいぐるみで遊ぶのに付き合うのって恥ずかしいときがありますけど、思った通りに相手をしてあげるだけで、それだけでも十分だと思います。
…具体的には?って話になってきますよね。。。
うちの場合では…
1歳のときは、上に書いたみたいにじぇらちゃんとはらぴーの遊びを、そのまま子どもがやりたいように見とくか、たまに<ジュースあげたん?>とか聞いてました。
<何してんの?>ではまだ表現できないので、<ジュースあげてんの?>,<一緒におやつ食べてんの?>とかです。
もし他のご家庭で何かやるとしたら、決まりってないですが、<おいしいって言ってた?>とかもありだと思います。
イメージ的には、子どもがお友達と遊んでて、ニコニコしてこっちを向いたら………
さて、あなたならなんて声をかけますか?
<なんかわからんけど、よかったね~>って、私はふと思いました。
こんなんでもありです。
………あなたなりに思ったことを、あなたらしくそのまま言ってあげてください。
(本とか読んで、育児にはこれがいい!みたいなことを考えすぎると、今はなんとかなりますが、2歳6ヵ月頃には大人のぎこちない感じとかウソがバレ始めてきます。)
ちなみに、ここから2~3ヵ月くらいして経験が増えると、子どもから「ジュースあげた~」とか言うときがあります。それって、ぬいぐるみだけじゃなくて他の親族とか保育園のクラスメイトとかにもです。
つまり、人に意識が向いてきて、”人に○○した~”っていうやりとりとか言葉の使い方を学び始めてるってことです。
うちの場合…
「ジュースあげた~」
<えー!誰に?>
「○○(クラスメイトの名前)」
<え、そうなん?!>
<いや、絶対やってへんやん。>
<確かに。(笑)>
…みたいなことはありますが、そういうことを経験しながら言葉とやりとりの意味合いが噛み合ってきます。
なので、<ウソやーーー!?>みたいなことってありますけど、今は合わせてあげたらいいと思います。
今週、子どもにするといい遊びってなんでしょうか?
今週は、”お散歩して、やりたいことに付き合う”っていう………あそびっていうか、イベントっていうか、…あそび。。。
タイトルにある、ぬいぐるみと遊んで………っていうところは、もし機会があれば、そのへんのおもちゃとかぬいぐるみを使って、話しかけたらいいんじゃないかって思います。
例えば、アンパンマンのおもちゃを使って、<(飲み物を子どもにあげるときに)はい、どーぞ。>とアンパンマンが渡した風にしたり…
子どもの持ってる物を大人が<ちょーだい!>と言ってもらった後に、何かのぬいぐるみを出してきて<ちょーだい!>とぬいぐるみがほしがってる風にしたり…
1回だけじゃなくて、何度かしないとあきませんが。。。
話戻ります。お散歩なんですが。
お散歩すると、今は暑いししんどいし。どうしても大人ペースになることって増えます。
でもできるなら、<この滑り台滑るときだけ!>とか<このお花がどやこやって言ってる間だけ!>とか、付き合ってみてください。
この時期のお散歩は、一緒に行って<ふんふん>,<ほんまやね~>,<○○(子どもが見てる物)やね~>って言うだけでも、結構やりとりになりやすい時期です。
夏にお疲れ気味な方にはオススメです。多少の運動と外の空気を吸うことも兼ねて。
体力がある方は、ぬいぐるみを登場させてみてください。
さー、みなさんのお子さんはどんな感じで反応してくれるか…
ぬいぐるみに関しては、登場が初めてならたぶん最初はキョトンですが、何度かやってるうちに慣れると思います。
慣れないなら、そのときは諦めましょう。
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合同会社うちもだんLabo.
~こどもとおとなの発達・心理研究所~
TEL:050-5578-8374
e-mail:uchimodern@gmail.com
うちでは奈良市の大和西大寺駅近くや交野市の交野市駅近くで、子どもの発達を伸ばすあそびの教室をしています。そちらも、興味がある方はよければホームページからご覧ください。
遊びながら、言葉の理解や表現,コミュニケーション,気持ちの理解,自信や好奇心などを身につけてもらうことを目指しています。
あそびの教室だけじゃなくて、ブログのことやお子様のことでも何か聞きたいことがある方も、よければご連絡ください。