先回りして話すことで言葉の力を上げよう!~1歳9ヶ月1週目~
このブログは、がんばることが苦手な親が、わが子の発達の基礎力を幼いうちにできるだけ引き出して、将来友達関係とか勉強とかでできるだけ困らないようにしておきたいと思って実践したことが書いています。
時間にすると、5~10分くらいでできることです。
これくらいの年齢では、どんな関わりがいい!ってほど厳密にしなくても、子どもはおもしろければ勝手に何かしら吸収してくれます。大人も子どもも楽しめると、より子どもの基礎能力は伸びていきます。
よければやってみてください。
目次
- ○ このブログを書くにあたって、起きた最近の出来事
- ○ 車の中での出来事。
- ・知ってることはいっぱい。でもそれに合う言葉がない。
- ○ インフルエンザでも、じっとしてないはらぴー。
- ・子どもが休んでくれないので、うちは食べ物の力を借ります。
このブログを書くにあたって、起きた最近の出来事
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わが子(はらぴー):「 」
親:< >
親以外の大人:『 』
※上のカッコで実際のやりとりを再現します。
ーーーーー
<(さぁ、ブログ書こっかな。)>
と思いながらパソコンを出してきました。
カタカタカタカタ………
カタカタカタ……
カタカタカタカタカタカタ………
<(あとは、画像を入れて”公開”を押せば………)>
カタカタカタカタ……
カタカタカタカタカタカタ……
<(あ、ちゃうとこ押した…、、、えっと”戻る”を押して……)>
<ん……(…ひょっとして…)>
<さいーあくやっ。うーわっ。え、うーわっ消えてるし。…うーわっ…さいーあくっ。。。>
っていうハプニングが発生&気持ちが折れる。
こんなことがあり、がんばれない親がブログを書いてるので、更新が遅くなることもあります。
そんなのでもよければ、また見てみてください。
車の中での出来事。
ある日…
「うくぅ~(靴のこと)。」
<あ~、そうなん。靴履いてるねー。靴がどうしたん?>
「うくぅ~。」
<靴な~。履いてるねー。………え、脱いでるやん。いつ?え、っていうかどうやって?>
「あー!バスぅ~。」
<次はバスなん。大きいねー。>
「バス~。」
<ホンマやね~。乗りたいん?>
「あ~バス~。」
<へ~、話題が完全に流れたバス~…やね~。>
「くとぅ~。」
<あ~。ふーん、靴戻ってきたのねー。で、脱いでるの、履く?>
「あくぅ~。」
<あ、履く?いいよー。どうぞー。>
靴を履かせる親。
<なんか今日、靴かバスしか言えへんやん。>
「……(靴を履けて満足なのか、靴をまじまじ見てる。)」
<まーでも、普段から何喋るかと言うと、パッと思い浮かべへんね~。>
<………ね~。>
「ね~。」
<ねぇぇぇぇえ~!>
親から変な”ね~”。
「(笑)」
<………ねっ?>
「……。」
<あ。そこはノーリアクション。………ねぇ~~~!!>
「あ!バス~!」
<バスねぇぇぇぇ~!…って。>
「バス~。」
<もう気持ちは完全にバスなん~。>
知ってることはいっぱい。でもそれに合う言葉がない。
この頃、子どもの様子を見てると、名詞は結構な数に増えてることが多い頃かと。
子どもが「バス~!」とか言うのを聞いてると、ちゃんとバスのほうを見てから大人を見て「バス~」って言ったり、指さしてバスの場所を教えてくれたりします。
まだ、一度に言える言葉の数も、その呼吸の長さも少なくて短いので、たくさん喋ろうとすると口がついていかないので、”くつ”→”あくぅ~”になったりしますが、頭の中では”あんなところにバスある~!”くらいの気持ちだと思います。
なので、ある程度お話できるようになった子には、”単語に対して単語”で答えるより、”単語に対して単語+一言”もしくは2語文(<バス、来たね~>など)・3語文(<バス、あっち、行っちゃったね~>など)くらいで返すほうがオススメです。
出てる言葉に合わせて返すのではなく、考えてるであろうことを言葉にして返す…というイメージです。
さて、みなさん、「バス~!」に込められた、子どもが言いたいことってなーんだ?
私は「バス、ある~。」とか「バス、乗る~。」やと思ったので、<あそこに、バス、見えるね~(3語文)>とか<バス、乗りたいん?(2語文)>とかで返してたと思います。
正解はないので、好きなように喋り返してみてください。
子どもからすると、大人のマネして言ったら大人からむちゃくちゃ褒められて、どんどん言葉を使っていきたくなる………ということに、多くの人はなっていきます。
インフルエンザでも、じっとしてないはらぴー。
またある日…
「見て!」
<どうしたん?>
片手をグー。その手の上に、もう片方の手を乗せて人差し指だけ出てる。影絵のカタツムリの2本の目が1本になってるみたいな状況。
「見て!」
<え、何それ。>
「見て!」
<あ~。なんか手で作ってんの?>
「うん!」
<絶対ちゃうやん。>
「うん!」
<そこ返事せんでええし。>
テレビでは、おかあさんといっしょの映画をテレビで録画した物を見る。たぶんVHSテープなら擦り切れて画像がザーッてなるくらい。
親のお友達にもらった型はめ兼、車の乗り物(木製のちょっといい感じのやつ)に乗って…
「いってきまーす。」
<いってらっしゃーい。>
<いや~、元気やね。元気なのか止まれないのか、しんどさを感じる前に遊びになってるのか、わからんね。一応インフルで保育園休んでんねんけどな~。>
どこかにおでかけ後に戻ってくる。
ちょうどテレビで踊るシーンが来て、踊り始める。
腕とか足を伸ばして体を大きく動かそうとするも、ひざとかひじは伸びきったまま。
<楽しそうやね~。そろそろ、休憩にゼリーでも食べようか。ゼリー食べる?>
「食べる~。」
子どもが休んでくれないので、うちは食べ物の力を借ります。
1個目に書いた、”単語に対して単語+一言”とか言っておきながら、めちゃくちゃツッコんでますが、これはこれでokです。大人も意識して関わりすぎても続かないと思うので、意識した5~10分やれば子どもは十分意識してくれます。
あと、1歳の子にあるあるだと思うんですが、親の生真面目さとかって子どもに結構影響します。なので、そういう意味で、キチっと頑張るだけじゃなくて、自由で教科書とか説明書みたいにキチっとしすぎてないことも大事です。
この頃の子どもは真面目なんじゃなくって、身近で見る人の世界をマネてることが多いです。他の世界とか知らないから。なので、大人が頑なすぎると子どもは割とカタい感じになることもあります。
『ほら、積木は積んで遊ぶねんから、こうやってして。』とか言いすぎると、遊び方も好奇心もあんまり広がりません。自由にすることで違いを知るので、自由に遊ぶために違う遊び方を教えることもありです。
1歳6ヶ月過ぎてくると、ワンパターンだけやったのが違うパターンの遊び方とかがあることを発見して、もっと好奇心が湧いていく時期でもあるので。
…食べ物の話ですが。
食べ物で子どもを釣るのってよくないって言われます。その理由としては、”ごほうびばっかりになって、がんばった!とかが自分の嬉しさに繋がりにくくなる”とか、他にもいろいろあります。
子どもががんばったら黙っておやつをあげるとかも、子どもの発達を意識すると、もうちょっと工夫してもいいかもしれません。
その工夫は…”親とか人を介すること”です。
例えば、がんばってお野菜食べたり、一人で歩いたりしたらす『がんばって歩いたらおやつあげよう。』と、親があげるプロセスがあることとか、『がんばったから、お母さん(もしくはお父さん)に頑張ったから食べていいか聞いてみて。』って、主導権は大人が握っとくことが大事です。
あと、気持ち的に結構しんどいですが、すぐにごほうびをあげないことが大事です。
…でも、このへんってみんなわかってるけど、ついあげちゃうんですけどね~。。。
もし、よければどうぞ。
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合同会社うちもだんLabo.(うちもだ)
TEL:050-5578-8374(現在、番号が違うものに変わる手続き中)
e-mail:uchimodern@gmail.com
うちは、奈良市の大和西大寺駅近くで、勉強とか遊びを通して子どもの発達(社会性,コミュニケーション力,言葉とか状況判断力など)を伸ばしていこうっていう教室をやっています。
勉強では、実際に勉強や宿題をしながら、講師がどうしたら上手に字を書けるかとか、文章を上手に読めるかという学力というより勉強の仕方を見て、たまに保護者の方に伝えて普段の宿題のときとかに気にかけてもらったりしています。
他にも、子どもたちの能力を見立てて、苦手なところを伸ばせるように講師がおもちゃを作って遊ぶことなんかもしてます。
奈良市は発達が少しだけゆっくりとか偏りがある子が、遊びながらトレーニングするところって少ないです。なので、実費ですが、習い事として誰でも行けるところを用意してみました。
こちらもよければどうぞ。