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1歳のブログ

言葉とか理解力を上げるには、自分で選ぶことが大事。~1歳9ヶ月3週目~

このブログは、わが子(はらぴー:仮名)の成長をだいたい1週間ごとにブログに書いたものです。この年齢で、どんなことができるのかとか、発達的にこの時期ってどんな成長をするのかなどを書いてみました。

知育玩具とかを買ってめちゃくちゃ遊ばせることもいいですが、普段少し意識して声をかけるだけでも、子どもはしっかり成長します。

そんな普段できることも混ぜて、ブログを書いてみました。よければ、チャレンジしてみてください。

目次

自分が見たいテレビを選ぶはらぴー。

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わが子(はらぴー):「 」
親:< >
親以外の大人:『 』
※上のカッコで実際のやりとりを再現します。

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ある日…
はらぴーは言葉を覚えて言い始めた、1歳中頃から”こっちおいで”のことを言いやすかったのか「ちょっちょりー」でした。
大人もおもしろかったので、<ちょっちょりー>とよく使っていたので、この時期も結構「ちょっちょりー」を多用してました。

ソファの上で大人を見て何か言ってるはらぴー。
<ん?どうしたん?>
「ちょっちょりー。」と手招き。
<はいはい、どうしたん?>
ちょうどアンパンマンのビデオを見せてたので、一緒に見よう的なことみたい。
エンディングの歌が始まると、父親も一緒に踊る。
「おっちんとん。」
<あ、座るのね。>
1人で踊って嬉しそう。
<サン・サン・サン、太陽が~サンサン!>
「いひひひ~。」嬉しそうに踊る。

結局1曲踊りきる。
「あ!」
<終わっちゃったねー>
「あ!」
画面が変わって、番組を選ぶ画面へ。
<次どれする~?>
「こーかい。」
<はいはい、コレナンデショウカイね。…コレ、つけるよ。>
「(まじまじ画面を見てる。)」
「あ!」
<コレナンデショウカイ始まったね~。>
最初の曲のところで、”~~♪~~~~♪~~ーウゥッ♪!!”っていうノリのいいところがあるので、いつも通りはらぴーと、そこだけ一緒に楽しむ。
「~♪~~~~♪~~--ウゥッ♪!!」
<~♪~~~~♪~~--ウゥッ♪!!>
それだけやったら、今日は違うおもちゃへ。
<え、もういいの?>
「…(おもちゃ見てる)」
<もうテレビ消すよ?>
「…うん。」
<うん、じゃなくて、テレビ見て。消すよ?>
はらぴーがテレビを見た瞬間にテレビを消す。
<テレビ消したよ?いい?>
「うん。」
テレビはよかったらしく、他のおもちゃで遊ぶ。

教育に力を入れてる保育園や幼稚園でも、”自分で選ぶこと”を大事にしてる。

タイトルの通りですが、教育に力を入れてる保育園や幼稚園は、”自分で選ぶこと”を大事にしてます。
そこのねらいは、いろんなねらいがありますが、今回のブログの”自分で選ぶこと”をオススメしている理由は、子ども自身が”考えること”と”失敗→チャレンジ→成功を繰り返すこと”をたくさん経験できるので、オススメします。
…というか、うちは意識してやってます。

このへんって、1歳後半からして早くないの~?…みたいな疑問もありますが、子どもは言葉にならずとも十分いろんなことを考えてます。
どのおもちゃで遊ぶかを選ぶときには、前遊んだこととか思い出すし、遊んでるうちにいつもと違ったこと(積木でいつもと違うところに置けば高く積めたとか、いつもと違うボタンを押せば違う音が鳴ったとか、「(へ~。ここを触るとおもしろいな~)」みたいに、いろいろ考えます。

このときにも失敗とチャレンジを繰り返すので「(あれ?さっきはうまくできたのにおかしいな~)」など、多少うまくいかなくても好奇心で失敗を耐えながら楽しく遊べます。
選ぶだけでも、どうやって遊ぶかとか遊ぶとどうなるかなど、いろんなことが起きて考えるので、観察力とか理解力は結構身に付くと思います。

子どもは言葉より、見て考える認知面のほうが先に育つので、特に”考えること”が結構かしこくなるキッカケになります。
自分で選ぶ=自分で考えて、判断して理解力や観察力up!!………という感じなので、子どもなりに”考えること”って大事です。

全員が全員ではないですが、子どもが考えて行動する前に大人がいろんなことをやっちゃうと、子どもって受け身になりがちだし、あんまり先行きとかの見通しを持って考えようとしない態度になっちゃったりします。

具体的にできることって?

具体的にできることとしては、”待つ”ことです。
コレ、日常生活を送ってると…特に子どもが1人じゃなくて、何人かきょうだいがいると余計難しいですが、待つことはオススメです。

待って、どうするのかと言うと、子どもは何かを見て考えた後、まだ理解しきれないとか共感を求めることが多い時期なので、だいたい大人を見ようとします。
そのタイミングで、<テレビ始まったねー>とか<アンパンマンがバイキンマンやっつけたねー>とか声をかけると、考えたことと聞いたことの違いとか意味合いを考えます。
よければチャレンジしてみてください。
声をかけたタイミングで、何回かに1回でも、大人が声をかけたことに対して「うん。」とか「▼Θ◇§!」みたいに、なんて言ったかわからなくても、子どもからリアクションが返ってくれば成功です!


でも『待つのはやっぱり厳しい!』とか『家事で忙しい!』って方は、”子どもと目を合わせる”ことを意識してみてください。
子どもが何かを見て考えている間、大人がその様子を見てると、大人が子どもに声をかける内容を考えやすいですが、別に絶対じゃないです。
(子どもがテレビの画面が消えたのを見たら、大人は<テレビ消えたねー>って声をかける内容がわかりやすいです。)

もし、大人が待つのが難しい場合に、子どもと目さえ合えば、「あ!」と言われたときに、何が”あ!”なのか後で探して声をかければいいし、なんかわからんけど”あ!”に声をかけたほうがよさそうであれば、<何か発見したんやねー>とか<え、どうしたん?>って反応すればいいです。


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合同会社うちもだんLabo.(うちもだ)
TEL:050-5491-4447
e-mail:uchimodern@gmail.com

うちは、奈良市の大和西大寺駅近くで、勉強とか遊びを通して子どもの発達(社会性,コミュニケーション力,言葉とか状況判断力など)を伸ばしていこうっていう教室をやっています。
勉強では、実際に勉強や宿題をしながら、講師がどうしたら上手に字を書けるかとか、文章を上手に読めるかという学力というより勉強の仕方を見て、たまに保護者の方に伝えて普段の宿題のときに気にかけてもらったりしています。
他にも、子どもたちの能力を見立てて、苦手なところを伸ばせるように講師がおもちゃを作って遊ぶことなんかもしてます。
奈良市は発達が少しだけゆっくりとか偏りがある子が、遊びながらトレーニングするところって少ないです。なので、実費ですが、習い事として誰でも行けるところを用意してみました。
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