両手、両足で物に触れるだけでかしこくなる!(ちょっとおおげさかも)~2ヶ月3週目~
このブログは、わが子(はらぴー:仮名)の成長をだいたい1週間ごとにブログに書いたものです。この年齢で、どんなことができるのかとか、発達的にこの時期ってどんな成長をするのかなどを書いてみました。
知育玩具とかを買ってめちゃくちゃ遊ばせることもいいですが、普段少し意識して声をかけるだけでも、子どもはしっかり成長します。
そんな普段できることも混ぜて、ブログを書いてみました。よければ、チャレンジしてみてください。
目次
両手で物を触ると……なんだこの感覚は!と、新たな楽しみを見出すはらぴー。
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わが子(はらぴー):「 」
親:< >
親以外の大人:『 』
※上のカッコで実際のやりとりを再現します。
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ある日…
抱っこされているはらぴー。
<…バタバタしてんの。…あらそ。…ふ~ん。…すごいな。>
抱っこされてるところで。手足をバタバタしてるはらぴー。
<これで遊んでみる?>
いろんなところでよく売ってる、ネットをボールにしたみたいなやつを渡す。なんかちっちゃなビーズみたいなのが少しあって、優しすぎる音が鳴るボール。がぢがぢ噛んでも柔らかいので大丈夫ですよっていうボール。
ここまで言うと、イメージ湧きますか?
<はい、どーぞ。>
「……(片手(右手)でネットボールを持って振り回してる。というか、持って動かそうとすると自然と振り回す感じになっちゃう。)」
<あ~、すごい。音鳴るね。>
「……(ネットボールに夢中。見ながら体と一緒に腕も動く。)」
<あらま。落ちちゃった。…次はこっちの手(左手)で持ってみたら?>
「……(さっきまで持っていた右手が動くも、左手で持たされて持ち続けることができず話しちゃって落とす。)」
<あらら。もっかい挑戦!>
「……(左手で再チャレンジ。一応形だけ持てるも落としそうになる。)」
<じゃあ、両手で持ってみよ。…はい、どーぞ。>
「両手を引っ張ってきて、体の真ん中でネットボールを持たせる。」
「……(この後、はらぴーはすぐに落としたり、持ちやすいのか右手で持とうとしたりするが、親に何度も両手で持たされようとする。)」
<お、すごーい。両手で持てたやん。>
「……(両手で持てたこと、まじまじ見てる。)」
体を知るって、子どもが成長する上でとっても大事なこと。
子どもが自分の体に一通り気づくのって、5ヶ月以降と言われてます。
「おぉ、これ(足)はどうやら自分についてるものだな~」みたいな感じで。
赤ちゃんに聞いてはいませんが、いろんなところを口でガジガジして確認しているみたいです。
で、タイトルにある体を知ることの大事さですが…
体を知る→動かす→神経的な土台を作る…という意味で大事です。
何が神経的な土台を作るか…ということですが。
結果からいくと、運動自体が神経的な土台を作ります。(小学校に入る頃までは特に運動の影響って大きいです。)
人がコミュニケーションを取る場合、目と耳で同時に見ながら聞きながらコミュニケーションを取ります。でも、テレビを見てる間やおもちゃで遊んでる間、話しかけても聞いてないと困ります。
そんなときに、”見ながら聞きながら(2つのこと)”してほしいと思います。
この2つのことって、人間が頭の中でうまくモードを切り替えて見ることと聞くことに50%ずつ意識を分配します。
これをうまくできるようになるには、
▼見ること,聞くこと…に50%ずつ、意識を配分するだけじゃなくて…
△手を動かすこと,足を動かすこと…にも50%ずつ、意識を配分できるといいです。
もっと言えば、”見ながら手を動かしておもちゃを取る”ときの、目と手にも50%ずつ、意識を配分できるといいです。
目と耳,手と足,目と手(おもちゃを取る),目と足(走る),耳と頭(聞いて考える)など、いろんな組み合わせを経験することで、頭の中でうまく切り替える練習をしています。
唐突ですが…なので、体を動かすことや体を動かしながら何かをすることって、いろんなパターンの神経の土台を作る意味で大事です。
………うまく説明できてませんが、理解できますか?
今回の2ヶ月3週目の話でいくと、両手でボールを持つことは赤ちゃんにとって、今まで片手で触れた感じはわかるけど、両手で触れる感覚って新しいわけです。
なので、そこに新しさと発見があり、もっとボールで遊んでみようとします。
すると、大人は喜んでもっとボールを持たせたり転がしたりするので、コミュニケーションができて、言葉の吸収とか大人の様子の観察や表情の理解につながっていきます。
長ったらしいですが、まとめると”いいことづくし”です。。。
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合同会社うちもだんLabo.(うちもだ)
TEL:050-5491-4447
e-mail:uchimodern@gmail.com
うちは、奈良市の大和西大寺駅近くで、勉強とか遊びを通して子どもの発達(社会性,コミュニケーション力,言葉とか状況判断力など)を伸ばしていこうっていう教室をやっています。
勉強では、実際に勉強や宿題をしながら、講師がどうしたら上手に字を書けるかとか、文章を上手に読めるかという学力というより勉強の仕方を見て、たまに保護者の方に伝えて普段の宿題のときに気にかけてもらったりしています。
他にも、子どもたちの能力を見立てて、苦手なところを伸ばせるように講師がおもちゃを作って遊ぶことなんかもしてます。
奈良市は発達が少しだけゆっくりとか偏りがある子が、遊びながらトレーニングするところって少ないです。なので、実費ですが、習い事として誰でも行けるところを用意してみました。
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