単語じゃなくて2語文で喋ってほしい。〜1歳10ヶ月3週目〜
このブログは、子どもの成長を記録した物をベースに、1週間ずつに分けて、子どもの成長を書いたブログです。
自分がブログを書くプロセスで、思ったり意味あることしてるなー、と自分をホメれるようなことも書いています。
他にもどんな成長をしてるのか、この時期にどんなことをすれば子どもは成長するのかも意識して書いてみました。
過去記事と重なるところはありますが、この時期は同じ遊びをしていても1ヶ月前とは遊びの意味合いが変わります。「また書いてるな~」とか思わず、温かい目で見てください。
遊びの提案もあります。よければどうぞ~。
目次
ある日のはらぴー家のやりとり。
ーーーーー
わが子(はらぴー):「 」
親:< >
※上のカッコで実際のやりとりを再現します。
ーーーーー
ある日…
話しかけてる流れで、さっきまで歌ってた”鬼のパンツ”をリクエストすると、急に「うぅ~ん」と照れだすはらぴーとのやりとり。
<えぇ~、お昼歌ってたやん。歌ってよ~。>
<そもそも、なんで鬼のパンツ歌ってって言ったら照れんねん。>
<普通の話してたら急に照れるよな。>
<うん。>
<(飲んでるフタ付きのコップに書いてる)ここになんかかきかきしてるで。なんて書いてる?>
「うん。」
<なんかかきかきしてるな。なんて書いてる?>
「かきかき!」
<そうやな。ここやで。なんて書いてる?>
「うん。」
<ピーナッツワールドワイドLLC2017って書いてるで。>
「うん。」
<書いてるって知ってたん?>
「うん!」
<えっ!ほんま?!>
「(笑)うん!」
<えーすごーい!…じゃあ、はらぴー、鬼のパンツ歌ったくれる?>
「〇▼☆Θ◆§…(笑)」
<なんで照れんねん。(笑)>
<え、ここにピーナッツワールドワイド2017って書いてるけど、はらぴー知ってたん?>
「(笑)うん!」
<え~、すごーい!…じゃあ、鬼のパンツ歌ったもらおっかな?>
「〇▼☆Θ◆§…(笑)」
<またしても照れる。(笑)>
<えぇぇ!ここにピーナッツワールドワイド2017って知ってたん?!>
「うん!(笑)」
<はらぴー、じゃあ、アンパンマン歌ってくれる?>
「………。」
<リアクションが違う…(笑)>
「うんち~。」
<え、うんち。え~、お父さん嫌や。さっき行ったやん。結局何も出てなかったし。次はお母さ~んって言ってみたら?>
「おかあしゃん。…ん!」
<こっちお父さんや。なんでこっち指さすねん。>
<もうごちそうさましよっか。>
「あ!あ!」
<あ!じゃなくて、牛乳、ちょうだい、やろ。>
「にゅうにゅうちょらい!」
<まだ飲むの?どうぞ。>
<もうトイレいややで。お母さんと行ってください。>
内容のない会話に少しだけある、2語文への道。
こちらでは、2語文を喋るまでにできることを書いてみます。
この時期はまだ単語で喋るのが普通です。2歳の6ヶ月前後には喋ってることが多いと思います。
2語文は「ジュース ちょーだい」みたいな、2つの言葉で話す言葉のことをいいます。
①2語文を喋るまでには、それなりに呼吸が長くなる必要がある。
②「牛乳…ちょーだい!やで」と、言葉と言葉の間で0.5〜1秒あけて伝えること。
③周りが先読みして、すぐに声をかけすぎない。
ここでは、この3つのことをいいます。
①単語で喋る頃って、息を吐くようにして喋る人っています。その状態で2語文を喋ろうと思っても、まだ呼吸が持ちません。
運動したり食事で口をよく動かしたりすることが、直接ではないですが、間接的に影響します。
2語文を喋ろうとすると、それなりに息を吸って吐くことが必要になるので、頭の片隅に入れておいてもらえるといいかなーって思います。
そのために何をするかって言うと、体を使って遊ぶこととかお散歩、ご飯で噛んでくれるように素材のサイズを少し大きめに切っておくのもいいと思います。
カミカミ…ゴ、ク、ッ……オエッ……みたいに、いくら言っても噛まないでオエッとなることが続くと思うので、そんな経験もしながら噛んでもらってください。
②"牛乳"と"ちょーだい"を分けて言っても、たぶん子どもにとってはその意味は通じないと思いますが、何のことかわからないなりに、とりあえず言われるがままマネすることが多いので、続けて声をかけたらいいと思います。
〈"牛乳" "ちょーだい"やな。〉
「牛乳。」
〈牛乳 ちょーだい…ってこと?〉
「ちょーだい。」
〈はーい、牛乳どーぞ。〉
…みたいに、まだ単語だけで喋るんだと思ってる子は、なかなか2つにはならないですが、しつこくない程度に1〜3回やってみてください。
何度やってもダメな場合は時期じゃない可能性もあるので、気長にいきましょう。
どっかのタイミングで、「牛乳ちょーだい」と流れるように言うことがあるので、出てきたら…
〈すごーい、牛乳ちょーだいやねー。はーい、牛乳どーぞ。〉
と普通に褒めてあげたらokです。
いずれ「おもちゃちょーだい」とか「ジュースちょーだい」と、いろんな場面で言ってると少しずつ、”ちょーだい”っていう言葉はいろんな場面で伝えられると理解し始めます。
(目安は2〜3パターンの2語文をすらっと言えるようになってくる頃。)
この②の声のかけ方って、そういうところに気づいてもらうためのキッカケ作りになります。なので、もちろん単語と単語を分けて言わなくても、自然とその2語に気づくことがほとんどですが、場合によってはキッカケを作ってあげたほうが覚えが早くなる子もいるので、やってみてもいいかもしれません。
③1歳10ヶ月頃って、まだまだかわいい頃じゃないかと思います。
「はいはい、これがほしいのね!」とか大人もわかるし、動けるし、子どもによってはいちいちぐずるから大人が動くほうが楽なこともあります。
でも、できれば子どもが何かを伝え終わるまで、少し意識して待ってみてください。
一人っ子で、おじいちゃんおばあちゃん、両親、おじさんおばさんなど、同じ家でみんなから可愛がられてる子って、それはそれでいいんですが、子どもが何かを伝える前に動いちゃったり、違うように捉えて、子どもが「あ…うん。まぁ、それじゃないねんけど…まぁいっか。」となることもあります。
少し意識してみてください。
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合同会社うちもだんLabo.(うちもだ)
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e-mail:uchimodern@gmail.com
うちは、奈良市の大和西大寺駅近くで、勉強とか遊びを通して子どもの発達(社会性,コミュニケーション力,言葉とか状況判断力など)を伸ばしていこうっていう教室をゆるくやっています。
勉強では、実際に勉強や宿題をしながら、講師がどうしたら上手に字を書けるかとか、文章を上手に読めるかという学力というより勉強の仕方を見て、たまに保護者の方に伝えて普段の宿題のときに気にかけてもらったりしています。
他にも、子どもたちの能力を見立てて、苦手なところを伸ばせるように講師がおもちゃを作って遊ぶことなんかもしてます。
奈良市は発達が少しだけゆっくりとか偏りがある子が、遊びながらトレーニングするところって少ないです。なので、実費ですが、習い事として誰でも行けるところを用意してみました。
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