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1歳のブログ

声をかけるばっかりじゃなくて、見守ることも成長のキッカケ。〜1歳11ヶ月1週目〜

このブログは、子どもの成長の様子をごく普通に記録したものです。

だいたい毎週のどこかで、写真とか動画を見直してブログにしているので、そのときの年齢らしい姿があるんじゃないかと思います。

成長が早い子もいれば、ゆっくりな子もいるので、1つのタイプやと思って見てください。

発達の話とか、成長を促せる遊びを書くこともあるので、よければやってみてください。

目次

やぎさんをガン見するはらぴー。

ーーーーー

わが子(はらぴー):「 」
親:< >
他のお子さん:【 】
親以外の大人:『 』
※上のカッコで実際のやりとりを再現します。

ーーーーー

ある日…
母親が仕事で出てる間、近くの公園で遊んで待ってるときのこと。
この公園は見晴らしがよくって、なぜかやぎがいてて、遊具も少しある公園でした。
<あ!はらぴー!やぎさんいるで!>
「ん?」
<あれ、やぎさんやで。実物初めてやなー。>
柵はあって、獰猛なやぎじゃないので、全然近寄って来ないけど、はらぴーは遠くからじーっと見てる。
<見に行ってみよ!>
背中を押すもかなり踏ん張ってるはらぴー。
<そら怖いよねー。。。>
抱っこして近寄るも、完全に固まるはらぴー。
<ほら、やぎさんやで。>
「………。(じーーーっと見てる)」


その間、横から他のお子さんがやぎを見て喜んでる。
【あ!やぎー!】
<ほら、お兄ちゃんもやぎやなーって言うてるで。>
「………。(え。この生物……え。大丈夫??みたいな、疑いの目でしかない感じで他のお子さんを見る。しかも、じーーーっと見る)」
<こんにちはー。>
『こんにちはー。(他のお子さんのおじいちゃん)』
<そろそろあっち行ってみよっか。>
見過ぎなはらぴーに、親が居心地悪くなってその場を離れる。
<お兄ちゃん、やぎさんとお話してたなー。…でもな、あれはな、単純に見過ぎやわ。お兄ちゃんなんやなんやーってなるわ。>
“なんやなんやー”のタイミングで、抱っこしながら揺らすと嬉しがるはらぴー。

メキメキ成長する、すべり台の登ると滑る。

その後…
そこにある遊具で遊ぶはらぴー。
冬に滑ったら静電気バチバチのプラスチックでできたようなお家遊具で遊ぶ。
「あ。とけー。」
<ほんまや。時計やなー。>
「とけー。」
<なー。時計やなー。…それ(窓)届く?手挟むんちゃう?!…あ、いけんねや。>
「おうちー。」
<そうやなー。おうちで遊んでるなー。…あ、こっちもおうちやでー。窓から見えるなー。>
「よいちょ。…よいちょ。」
<あら。あっちのおうち行くの?>
「………。」
<入り口から入れたねー。そっちにも窓あるなー。>
「まみしぇー。まみしぇー。」
<あ〜そうなん〜。(何言われてるかわからずに適当に合わせる)>
「まみしぇー。…まみしぇー。…まみしぇー。」
<あ!お店ね!>
「まみしぇー。」
<ほんまやねー。お店の中に入ってるねー。>


ある程度遊んで、近くのすべり台へ。
「………。(歩きながら近寄る)」
<これ、シューやん。滑り台やで。>
登ろうとするはらぴー。
<よっしゃ。登ってみよっか。…大丈夫大丈夫。持ってるからな。>
「……(はらぴーのペースで階段をゆっくり登っていく)」
<よいしょ。よいしょ。…おー、膝からいくか(足をついて登るのではなく、膝をついて階段をのぼっていく)。>
<お、シューやな~。…シュ~~~。>
「…(ニコニコして滑った後、そのまま黙って階段へ向かう)」
<お、もう1回~やな。>
<はい、持ってるよ。登り~。>
この後、だいたい10回近く登って滑り、登ることと滑ることがだいぶ上達する。
登りは、手を持って足の裏を階段に合わせるのが上手になり、安定して階段を登って滑る。
滑るときは、勢いよく滑り、座った姿勢のまま下まで滑れる。

いろんなところを見過ぎなはらぴーだけど、それくらい慎重で見通しがほしい子…だと思う。

やぎさんを見るはらぴーの目は、完全に観察の目でした。おそらく、近づけようとしたら、相手を警戒する目になってたように思います。

さてさて、突然ですが、はらぴーはこの時期には結構周りをじーっと見てるタイプの子でした。
行ってる保育園には、とりあえず駆け寄ってきてくれる子など、いろんなタイプの子がいましたが、はらぴーはなかなか慎重タイプでした。
両親で、”考えてるだけじゃなくて、何か危険な感じがないかとか、いろいろ考えてそうやな”…みたいな会話もしていて、やっぱり今からどこに行くか、何をするかをあらかじめ伝えておいたほうが、フリーズしにくいよね?!みたいな会話をしていました。


この時期、どんなタイプであれ、”子どものペースで観察してもらうこと”が、今後の理解力等にいい影響が出ると思います。
まだ伝えても伝わらへんやん!っていう意見もありますが、大人の動きや表情で危険か危険じゃないかくらいは気づく力はあるので、言葉で伝えても理解できなくても雰囲気がなんとなくわかればokです。


そこで今回は、何かを見に行くための散歩をオススメします。
遊びに行くというより、道で出会うおじさんとか、散歩をしてる犬とか。
そういうものをまじまじ見て、子どもなりに「(なんか動いてる…)」という体験をしてもらってもいいんじゃないかと思います。
遊ぶときとか、どうしても大人とかきょうだいのペースで動くことも多いと思いますが、できれば、子どもが何かをじーっと見てる間は待ってあげてください。
子どもが一旦視線を外して、大人を見たときは「○○やね~。」と一声かけてあげればオーケーです。

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合同会社うちもだんLabo.(うちもだ)
TEL:050-5491-4447
e-mail:uchimodern@gmail.com

うちは、奈良市の大和西大寺駅近くで、勉強とか遊びを通して子どもの発達(社会性,コミュニケーション力,言葉とか状況判断力など)を伸ばしていこうっていう教室をゆるくやっています。
勉強では、実際に勉強や宿題をしながら、講師がどうしたら上手に字を書けるかとか、文章を上手に読めるかという学力というより勉強の仕方を見て、たまに保護者の方に伝えて普段の宿題のときに気にかけてもらったりしています。
他にも、子どもたちの能力を見立てて、苦手なところを伸ばせるように講師がおもちゃを作って遊ぶことなんかもしてます。
奈良市は発達が少しだけゆっくりとか偏りがある子が、遊びながらトレーニングするところって少ないです。なので、実費ですが、習い事として誰でも行けるところを用意してみました。
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