この時期の子どもと遊ぶときは、フラッとついていけば遊びは見つかる。〜1歳11ヶ月2週目〜
このブログは、週のどこかで親子で過ごしたこと見直してブログにしています。
ウチの思い出ドヤッ…ではなく、近くに年の近い子がいない場合、何かの参考になればと思って書いてます。
知らないうちにドヤ感が出ててイヤミな感じやったらごめんなさい。
難しいことを考えて関わりを変えてるわけではないので、気楽に見てもらえると思いますが、気楽すぎて内容が入ってこないかもしれません。
いずれにしても、気合を入れて見るものじゃないので、適当な気持ちで見てください。
後半には、この時期の子どもの発達についてとか、オススメの遊びも書いているときがあるので、そちらもよければ見てみてください。
目次
自分で発見した遊びやからおもしろい時期…なんだと思います。
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わが子(はらぴー):「 」
親:< >
親以外の大人:『 』
※上のカッコで実際のやりとりを再現します。
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ある日…
コロナウイルス関連で保育園は登園自粛中。その間、公園に寄ってちょっと遊んだ後に、道の駅的なところで大量に入ったみかんでも買おうと思った時期のことです。
<はらぴー。雨降ったから水たまりできてるわ。>
「ん?」
<あれ…見える?地面にお水溜まってるやろ。>
「…うん。」
<適当に返事したやろ。…濡れたら大変やから、あっちで遊ぼうな。>
小さな公園で、小さなすべり台と小さなシーソーと、謎の砂山がある公園兼広場。
木の棒を拾って、持って歩くはらぴー。
そのまま水たまりを枝で切って、じゃばじゃばいってる。
「ジャッバッジー!」
<なんやそれ〜。>
「ぽいぽいぽいぽいぽい!」
枝を振りながら近づいてくる。
<はらぴー、あかんで。それ痛いからぽいぽいしたらあかん。>
「おぉ〜♪(枝を振りながら大人を見る)」
<うん、ありがと。>
叱られたのを感じて、ニコッとして離れていく。
その後…
次は、切り株についてるブヨブヨしたものを触って嬉しそうなはらぴー。
<はらぴ、何それ。なんかブヨブヨしてるな。(大人は事前リサーチ済。木が水を含んでブヨブヨに。)>
「(指さしながら)バラバラバラバラバラ…」
<え〜、ほんまやな〜。バラバラバラなん。>
「バラバラバラ…。」
<へ〜、そうなん。それってなんなんやろな〜。
あ、きのこあるやん!>
「うん。」
<ほら、ここ。でも触ったらあかんで。>
「車〜。」
<そうやな〜、はらぴーの車やなー。…っていうか、聞いてた?きのこ。>
少しすると違うところへ。
棒を持ってすべり台を叩いてる。
「お〜〜〜!」
<お〜〜〜!すべり台ガンガンッて鳴ったな〜。>
「(すべり台叩く)お〜〜〜。」
<お〜〜〜。また鳴った〜。>
すぐまた違うところへ。
その後は、水たまりを木の棒でじゃばじゃばしたり。
小さな砂山の登り降りを一緒に。
またまたその後…
今度は、そのへんの水たまりの近くを歩いているときに、持っている枝が水たまりに入る。
すると、はらぴーは砂が濁った様子を見て立ち止まる。
<あ。水たまりでちゃぷちゃぷできたなー。あ~、砂濁ってる~。>
「ん?」
黙々と木の枝を左右に振り回しながら、水たまりをかき混ぜる。
その後、枝を地面刺したり線を書いたり。
<はらぴー見て。こうやったら、こっちとこっちのお水つながるで。>
「…へへへへへ。」
水たまりの間に深めの線を引いて、水がつながるようにして遊ぶ。
はらぴーもやりたくなったみたいで、枝を持っていろんな水たまりに行ってかき混ぜたり、線を引こうとする。
でも、大人のように線を引く気はなく、枝を地面にぐさぐさしながらニヤニヤしてる。
見ようによってはヤバめの人状態。
マネする楽しさから発見する楽しさに変わる時期なので、遊びを教え込んでもリアクション薄いかも…。
前回と似たような内容ですが。申し訳ない…。
この時期の子どもは、1歳中盤くらいで大人のマネをしてきて、徐々にいろんな反応をする物を見て、遊び方によっては違う反応が返ってくるということを発見する。。。そういう時期なんです。
はらぴーの場合であれば、木の枝が水たまりに入って「(なんか濁ったぞ…)」という発見とか、「(すべり台ガンガン音鳴るけど、叩くところ違ったら音変わるやん♪)」みたいな発見とかが、この時期の子どもにとっては楽しくて、目がキラキラします。
子どもに対して、いろんな遊びを教えることもあって、それも全然いいですが、強要になると強い反発が返ってきたり、無言で手を払われたりします。
手を払われた場合、さらに大人が強い力で遊ばせようとしてもいいですが、子どもが親の言うとおりになりすぎることもあります。
自由遊びからいろんな視点や臨機応変さみたいなものを学ぶので、1つの遊びをさせようというのは、あまりオススメできません。
かと言って、遊び方を教えないと遊び方が不器用にもなりかねないので、一旦は遊び方を見せて、子どもが遊びきるか様子を見ながら教えましょう。
……ややこしいですね。。。
例を出すと…
積木で遊ぶことが多かった子どもに、新しいブロックのおもちゃを買ってきたとすると。
今までの積み木の経験からブロックを並べたり、ブロックの上にブロックを乗せて遊んだりしているとします。
子どもに任せておけば、いろんな遊び方をしますが、このままでブロックをポイして飽きられても困るので、目の前でくっつけて、ブロックがくっつくことを見せて教えます。
→これでブロックで自由に遊んでくれれば、隣で親も何かを作りながら遊べばok。
でも、まだブロックでいろんなくっつけ方に発展しなければ、さらに親が大きな物をブロックで作って見せます。
→これでブロックで遊んでくれればok。
……余計ややこしくなってますかね?!
結局、何が言いたいかというと、子どもの興味をそそらせながら、ちょっと遊びを引っ張りながら遊ぼうということです。
ただ、子どもにとっては遊ぶことより、遊びに入るまでの親とのやりとりのほうが子どもの心には響くことは間違いありません。
ブロックでうまく遊びに発展しなくても、一緒に<やーめたっ♪>と言ってブロックを上に軽く投げる遊びをやるのでも十分です。
大きくなったときに、遊びの”形”に意識する方より、遊びの”プロセス”に意識する方のほうが、子どもには一緒に遊んでもらってる感を感じやすいようです。
オススメの遊び的には、遊びじゃないですが、子どもの後をついて行って、子どもが遊ぶことにその都度リアクションをすることをオススメします。
でも、はらぴーでいう、木の棒で叩いてくるみたいな、ダメなことをしたときはキッチリ止めてください。何がまでは理解しきれないかもしれませんが、今やったことがいいこと、ダメなことかを理解できる年頃ではあるので…。
よければどうぞ。
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合同会社うちもだんLabo.(うちもだ)
TEL:050-5491-4447
e-mail:uchimodern@gmail.com
うちは、奈良市の大和西大寺駅近くと、交野市の交野市駅近くで、遊びと勉強をしながら子どものイイところとニガテなところを伸ばそうという教室をやっています。
相手の気持ちを汲むこととか伝え方とか。他にも、そのタイミングなども意識しながら遊んでいます。勉強では、実際に勉強や宿題をしながら、どうしたら上手に字を書けるかとか、文章を上手に読めるかという勉強の仕方を見ています。たまに保護者の方に伝えて、普段の宿題のときに気にかけてもらったりもしています。
シンプルに、0歳~小学生くらいのお子さんの相談もやっています。
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