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2歳のブログ

お話を楽しむ時期。でも、そのお話がうまくできなかったら?〜2歳0ヶ月3週目〜

このブログは、最近毎週更新を目指してがんばっている、実際にわが家であった子どもとのやりとりを記録したものです。

どれくらいの時期に、どんな話をしたかや、どんな話ができるのかなどを書いています。 

後半、保育園でやった遊びや、この時期にやると子どもの能力を伸ばせそうな遊びも書いてみました。

何かの参考になればいいかなーと思います。

目次

何かしらおしゃべりを楽しんでいるこの頃。

ーーーーー

わが子(はらぴー):「 」
親:< >
親以外の大人:『 』
※上のカッコで実際のやりとりを再現します。

ーーーーー

ある日…

圧縮袋に風船をたくさん入れて、空気を抜けば、大人が乗っても大丈夫!…的な、Instagramでの投稿を見て、家でもやってみることになり、家が風船だらけ。
風船がいっぱい余ってるので、それで犬とかアラジンの映画に出てきそうな剣とかをねじって作ってみる。

<えー、よくやるわ。それ、ねじって割れへんの?!>
<割れることもある。>
<うわ。も~向こうでやって。>
<はい、はらぴー。これどーぞ(アラジンの映画に出てくる剣)>
「ははー!笑。」
<よかったねー。でも、それいずれ割れるで。>
「シャキーン!!!」
<うわ!ぎゃ~~~!!!>
「へへっ!笑。」
<めっちゃ楽しそう。>
<やめろー、ちょっと痛いやんかー。逃げろー!!>
「シャキーン!!!」
<おっけおっけ。ちょっと1回落ち着こ。な、ほら、”デザインあ”やってるしな。>
注意をそらすための”デザインあ”作戦。1歳代はよく通用してのに、この頃では通用しなくなってくる。。。

<…そのシャキーン、誰がふ〜して作ってたんやっけ?>
「おとーしゃん。」
<お父さん作ってたん?>
「うん。」
<お父さん、ふ〜して作ってたん?>
「これ。(風船見せてくれる)」
<あぁ、そうやな。その風船、誰がふ〜したん?>
「おかーしゃん、ふ〜した。」
<あぁ、そうなんや。お母さんやったんやな?!>
「うん。」
<へぇ~。>
<はらぴー?>
「ん?(母親へ振り向く)」
<お父さん、あぁいうパンッ!って割れる風船、苦手なんやって。>
「うん。」
<あんまり興味なさそう…。>
「……帽子かぶってぇ〜…おぼしかぶってぇ〜…」
<うん〜うん〜。いきなりやな。>
<”デザインあ”の、このおでかけのシーン見たからちゃう?>
「靴履いってぇ〜…靴履いってぇ〜…靴履いってぇ〜…」
<うん〜うん〜。>
<めっちゃ溜めるな。>
「………あっち。」
<…あっち?!笑。…おでかけするってことやねんな〜。>
「うん!」
<じゃあ、帽子かぶって靴履いて、おでかけ行かなあかんな~。>
「うん。」
後日、<じゃあ、あっち遊びに行こっか!>と、大人が覚悟を決めて言うと「ん?」と返ってくる。


またある日…
家にあるすべり台で遊んでいるときのこと…。
<いいよ。もうできたから、すべり台シュ~していいよ。>
「こっち?(すべり台の階段から登って滑る。)」
<シュ~。早いなー。>
「へへっ!笑。(そのまま、すぐにまた滑るために階段へ)」
<もう1回!やな~。>
「もう1回~。」

…とはらぴーは何度かすべってる間、両親で喋っていると…
「おかーしゃん。」
<お母さんすべって!やんな~。…どうぞ。>
「おかーしゃん。(かなり強引に母親の背中を押す)」
<え~、はらぴがすべり。お母さん、これ乗ったら潰れるで。>
「おかーしゃん。ん゛~!!!おかーしゃん、シュ~。」
はらぴーの推しに負けて、滑る母親。

たぶんこの推しの強さが3歳なら<しょうがないな~>ってなる。
4歳なら<もう自分で行ってきて~>と、大人も付き合うことへのしんどさが露骨に出る。
5歳なら<これは”こだわり”なんじゃないか?!>って言われる。
(自分の後は親が滑る!って流れ通りにいきたいって思いが強くて融通きかなかったらこだわりです。
一緒に遊びたいって思いが強く出てたらこだわりじゃないです。
”あなたと離れたくないの‼”ってくらい思いが強ければ、子どもが親から離れることを何かから勝手に勘違いして気にしてるかもしれません。)

<シュ~。>
<お~、はらぴー。お母さんすべったね~。>
「うん。」
「おかーしゃん。
<次はお父さんに滑ってもらい。>
<お父さん滑ったら、たぶん壊れるで。>
「おとーしゃん。シュ~して。」
…と、結局みんな1回ずつ滑ったら終わり。
その後、はらぴーが2~3回すべったものの、すぐにすべり台を片付けることに。

ここでも、まだ言葉が単語程度で、2語文になっていなかったらどうするのか?

この時期、自分が今まで言われてきたことや、いつも話している言葉を単語や2語文使ってくる頃です。なので、子どもが言いたいことがある程度わかってくる頃です。
子どもによっては、「おかーしゃん、シュ~、して。」など、ふと3語文が出てくることもあります。


でも、この時期…
①まだ2語文も出てきてなくて、単語とかで喋っている場合はどうするのか?
②そして、単語すら言えることは少なくて、会話っぽくならない場合はどうするのか?


①の場合は、2歳0ヶ月で単語でも、今後言葉が出てくるかを見ておくといいと思います。2歳ピッタリくらいで単語ということは、それほど問題ではないです。
でも、何を言っても「”ん?”」ってとぼけた感じで伝わらないことばっかりなら、ちょっと声かけとかお手伝いをがんばって、何かを理解しようという気持ちは伸ばしたいです。
何かをして2語文に近づけようと考える方は、過去記事にある「ジュース…ちょーだい」と、言葉と言葉の間に少しだけ間を空けて、大人が言いたいことを伝えて続けることはオススメです。


他にも、今子どもが話している単語から、大人が話題を広げることもやってみてもいいかもしれません。
例えば…
子どもが「お母さん」という言葉だけは、間違わず言えているとしたら、あえてその言葉を入れて

<お母さん、あっち行ってくるなー>と、聞かせてながら指さしてちょっと移動するとか…
<お母さん、飲み物取ってくるなー>と、どこかからお茶やジュースを取ってくるとか…
<お母さんも一緒に遊ぼ!>と言って、子どもが触ってるおもちゃで、一緒に遊んでみたり…
<お母さん、もうしんどいから寝るわ~>と、そこで横になったり…
<お母さんはいいわ~>と、滑り台をすべるときに断ったり…

…など、知っている言葉から、大人が会話を広げていくイメージです。
ただ、これは言葉があんまり出てきてない子だけじゃなくて、たくさんお話をする子でも十分楽しみながらかしこくなれます。

例えば…「おかーしゃん、シュ~、して。」と言っていたとしたら…
<お母さん、シュ~しませーん!ぶっぶ~♪>と、階段を登る前に言うとか…
<お母さん、シュ~するの?え~、じゃあ一緒にすべろ~。>と言って、すぐ後ろから滑ってみたり…
<お母さん、シュ~しないけど、お父さん(きょうだいでもok)してくれるんちゃう?>と、人に振ってみるとか…
<お母さん、シュ~、より先に、お弁当食べたいな~。>…とお弁当を見せながら言ってみたり…
<お母さんはシュ~したいけど…。見て~、ここ。すべり台濡れてるやろ~。ここな、濡れてるやろ~。だから今日はできないねんな~>…と、なんでできないのかを伝えてみたり…


…単語の子なら単語から広げて、2語文・3語文になってる子ならそこから広げてあげればokです。
この時期の子どもは、基本的には物事を理解して臨機応変に対応できるというより、過去記事に書いたような「前、〇〇って言われてたときは△△できたぞ!」とパターン的に理解していることが多い時期です。

なので、子どもの言うことから広げて話すと子どもにとっても理解しやすいと思うので、こんな方法でお話を楽しむのもオススメです。

この時期のオススメの遊びは?

オススメの遊びは、すべり台やボールを使った遊びもオススメですが、
ここでは、歩道や道にある色の違ったところを踏んで歩いたり、歩道と道路を分離している少し高くなっているところを平均台みたいに遊ぶことをオススメしたいです。

たぶん最初は
<はらぴー、ここ見て。ぴょんっ!>
とか言って、大人がジャンプしているところを見せる必要があると思うし、たぶん1回でやってくれません。
なので、大人は
<あ!またここにも!ぴょんっ!>みたいな感じで、何度も見せてから
<次は、はらぴーどーぞ。>
と、伝えながら見せながら遊びに誘わないといけないかもしれません。

できたら
<次はお母さんしよ~!>
と、子どもの後ろをついて行ったり先にやったりして、遊んでノってくれるといいなーと思います。


ここで
【”たぶん1回では伝わらない…”いうのは、この時期の子どもが前やった遊びと同じパターンで理解しようとしている】
からです。
「(今回は、前やった遊びとちょっと違うやん!)」と気づくことで、新たなパターンや新たな遊びを学ぶので、最初は理解してもらうまでに苦労しますが、同じ物や場所でもいつもと違った遊びができたらレベルアップと思ってもらえたらokです。

この頃のわが家と保育園でのはらぴーの様子。

この頃、ウチではスマホで撮った動画を見つけると、「はらぴー、見せてよー。」と言っていました。でも、自分が公園で遊んでいる動画を見ると、「行きたい―!」と泣くので、一緒に動画を見て<また行こうねー♪>「ね~♪」となるまでは、大人的にはあんまり見せたくなかったです。
他には、上に書いた「シャキーン」みたいに、家で戦いごっこが出てきてました。最初は「ア~ンパーンチッ!」とパンチしてきたのが始まりでしたが、両親揃ってバイキンマンばかりで飽きるので、風船で剣を作って応戦していると、気が付くとアンパンチと剣で斬ることのダブルで攻められてたなーって思います。

2歳中旬頃には、人形を親やきょうだいに見立てて遊ぶことが始まって、3歳にかけて徐々にそのへんの力が成長してくるので、”3歳頃には何かに見立てて遊ぶ”ことがしっかり始まっていきます。
男の子なら本格的に戦いごっこが始まる子もいるだろうし、戦いごっこよりプラレールやトミカを使って、何かになりきったり状況を再現したりして遊び始める子もいると思います。
女の子であれば、お人形遊びやおままごともできてくるので、それに付き合ったり、絵を描いたりおもちゃを何かに見立てて遊ぶと思うので、少しずつ”ませた”感じが出てきます。


保育園では、砂場で砂を入れてジャ~と流したり、山を作って嬉しそうにしたりしていたようです。
大人がリードすれば、歌を歌ったり踊ったりしていて、シンプルなおいかけごっこもして遊んでいたみたいです。
子どもの後ろから<ぎゃ~!>と言って追いかければ、子どもは「きゃ~!」と逃げてくれるので、おいかけっこができます。この遊びだと、走りながら、見ながら、こけないように足を上げながら…たくさんの動きをするので、大人に体力があるならおいかけっこも運動神経の成長にはいいと思います。


次回は、”2歳イヤイヤ期の今後の流れと、その時期の両親とはらぴーの闘いと試行錯誤”っていう内容か、
”子どもの気分のコントロールの成長”のどちらかを書こうと思います。
またよければ見てみてください。