BLOGブログ

2歳のブログ

2歳イヤイヤ期の前期と後期で様子が違う(後期篇)~2歳1ヶ月1週目~

このブログは、だいたい週末(金~日)あたりで毎週更新を目指している、子どもの様子とか成長・発達について書いたブログです。

幼いうちから子どもの力をより引き出して、よりよく成長してもらえるためにオススメの遊びとか、保育園での様子も書いています。よければ見てみてくださーい。

目次

2歳後期のはらぴーの様子(2歳9ヶ月頃)

ーーーーー

わが子(はらぴー):「 」
親:< >
親以外の大人:『 』
※上のカッコで実際のやりとりを再現します。

ーーーーー

ある日…
近くのスーパーにお散歩がてらお買い物に行くとき。
<はらぴー、今からどこ行くか覚えてる?>
「え?…スーパー。」
<よく覚えてたな。…あ、車来たわ。こっちおいで。>
「車ぁ~、怖い~。」
両親で車来たら危ない…と言いすぎたのもあり、強めに怖がるはらぴー。でもこの後、道の端っこに寄ったら、車は通りすぎて別に怖くないことを知ると、怖いのはかなりなくなる。
<ちょ、ちょ。どっち行くねんな。こっちおいで。>
「怖いぃ~。あぁ゛~。」
5メートル先の車を見ながら、母親の足にくっついて止まるはらぴー。
<ほら、もう大丈夫。行くよ~。>
「(車をじっと見ながら、かなり距離を取りながら移動…)抱っこしてぇ~。」
<がんばって歩いて。スーパー行っておやつ買うねやろ?!>
「うぅ~ん。」かなり不本意な感じ。

少し歩いて…
<あ、車来た。>
「あ!車!あぁ゛~。」
<大丈夫。…はらぴー。車が来たらな、ここ。(道の端っこの色が違うところ、もしくは溝のフタの上)ここでじっとしてたら大丈夫やから。わかった?>
「…うん。」
<はい、車行ったよ~。さ、行こ~。>
<走るぞ!>
「あ!待て~。」
<よし!このままスーパーまで行くぞ~!>
「リンゴジュースとパイナップルジュースと…ジュース買おう!」
<いや、ジュースばっかり。笑。>
<走るぞ~!>
「おー!!!」
<1,2,1,2,1,2ッ!!!>
「もっと早く!」
<早ーい!>
<あ、車来たよ~。はらぴー、どこ立つんやった?端っこの…?>
「ここ!」
<お~、すごーい。よく覚えてたね~。>
<めっちゃかしこいやん。若干、その端っこを守りすぎて、次は溝に落ちそうやけどな。>
<ここ。ギリギリ。笑。>
「(道の道路寄りのところにいる父親へ)お父さん危ないで~。そこダメやで~。」
<あ!ほんまや!ありがとう、はらぴー。>

また少し走って、歩いて。
「あ~もう疲れた。」
<えー!ここで?!まだもうちょっとあるで~。>
はらぴー座り込む。
<もうちょっと。…行こう!>
はらぴー、座り込んで動かない。
<はらぴー、休憩するの?>
「……。」黙って座り込み続ける。
<まだ無理やって。>
「休憩してるの。」
<そっか。じゃあ、ちょっと待ちましょう。>
…約1分くらい経過……。
<もうそろそろ行こ~。>
手を出すと、手を払いのけるし、首を振って断固拒否。
<あ、車来た。寄ってね~。>
「(少し立ち上がって、端っこに寄る)」
これで気分が少し変わって、また走り始める。でも、ちょっと運動面不器用目で、力を入れて走るとしゃくれるはらぴー。
<はらぴー、あご出てきてる。笑。>
「ひゃっはっひゃっはは♪」
<早―い!>
………10メートル疾走後………止まる。。。

<なぁ、もう行っていい?もう着くから。>
「(車通りの多い道の歩道で座り込むはらぴー)」
ここでは約3分ほど………休憩。途中、声をかけると腕を払いのけるか、「あぁ゛!」と言ってみたりするはらぴー。
「あれ?お母さんは?」
<そこいるやん。>5メートルほど先を歩く母親。
<行く準備できる?行こっか?>
「ジュース買うの?」
<そうやな。もうちょっとでスーパー着くし、ジュース買おっか。>
「よし!行こう!」
<ゴーゴー!!!>
ようやくスーパーに着いて、リンゴジュースを飲みながら、帰りも似たようなやりとりをしながら帰宅。
車が来たときは、寄れば怖くないことを知って、端っこに寄ることをマスター。

2歳後期は”理解した上でドキドキ感を自分の中で少しずつ収めていくこと”が、イヤイヤを少しずつ収めるポイント。

前回、2歳前期は”理解力がまだ曖昧だから、イヤイヤのときはできるだけ理解してもらえるように、あの手この手で伝えること”がポイントだと書きました。

今回の2歳後期は、いろいろ理解してきて、会話もまぁまぁできてきます。
ある日、”風の谷のナウシカ”を見ていたはらぴーは、映画の中の赤い虫を見て…
「今から赤い虫やっつけに行くんやって。」
<あ~、そうなん。あの赤い虫やっつけるの?>
「うん、そうやで。」
…と、ストーリーは難しいのでまだ理解できないものの、身近な大人とは会話がある程度成立します。


そして、この2歳後期でポイントとなるのは、”ドキドキ感を自分の中で少しずつ収めていくこと”です。
このドキドキ感、他の言い方をすれば何かの気持ちを言葉にするときの、”体で感じる感覚”です。ワクワク感でもいいし、胸のあたりが気持ち悪~い感覚…でもいいです。
大人で言うと、めっちゃ怒ったときの”はらわた煮えくりかえる”って表現できる、熱い感じとかです。

この感覚を大人は日頃感じて言葉にして、
<めっちゃ腹立つ!なんなん、あの人!あのタイミングであんなこと言うなんて、おかしくない?!>
…みたいになりますが。(例え…悪い…)
子どもにとってはその経験が圧倒的に少ないので、頭ではわかっていても”イヤなものはイヤなの!”ってなります。
それが、この年齢で表現するとなると、断固拒否!とか床に寝そべって「イヤーーー!」みたいな感じになります。


なので、この”頭と気持ちの差が大きい現状で、どう少しずつ感覚を感じて折り合いをつけていくのか”ということがポイントになります

なので、2歳前期の早いうちから…
<しんどかったね~>
<本当は遊びたかったけど、今日は帰らないとあかんから嫌よね~>
<おやつ食べたかったもんな~>
…みたいに、
<(ダメなことはダメと伝えながらも、その辛さは共感できるわ~)>的な態度で、体の中で感じる不快感を言葉にして、
<遊びたかったな~(そのドキドキ感って、めっちゃ辛いってことやねんで)>みたいなネーミングをしながら、子どもに働きかけ続けることが、子どもの気持ちを育てて、イヤイヤ期をできるだけ早くに収束させるポイントになります。

………わかりにくいけど、伝わりますか?


ほぼ毎日、「いやーーー!」とそのへんに寝そべって、周りの人の注目を集め続ける子どもに対して、子どもの心の成長を意識して<しんどかったね~>と余裕を持って声をかけるより、<早く立ちなさい!!!>とめちゃくちゃ言いたくなりますが。っていうか、言ってましたが。
子どもの成長には大人もしんどいながら、たまにグッとこらえて<本当は○○したかったもんな~。残念やったな~。>と声をかけることが、子どもの気持ちの成長にはつながります。

たまに、ギャー!となってる子どもをほっといてその場から離れる人もいますが、親の疲労のほうが多いときは、それでも仕方ないと思いますが、できるときは…グッとこらえて声をかけて……これで3歳頃には少しずつマシになると自分に言い聞かせて……日々乗り越えていくことをオススメします。
日々イライラしますけど。。。
それが、また子どもの成長には必要だったりします。


親は子どもの世話をして当然という見方もあるし、育児をしてきた人もその状況を見ると昔のことを忘れて物申す人もいてますけど。
大人の日々のストレスの回避と子どもの成長。どっちも大事なので、うまいことバランスを取りながらやってください。

オススメのあそび

今回は、おうちの中でも外でも” ボールあそび ”です。
家の中では、小さめのボールを、家の外では大きめのボールで遊んでみてください。
両方100均で売ってると思うので、よければ仕入れてみてください。

なんで小さめと大きめなのか。
大人は力もあるから気づきにくいですが、この年齢で小さめと大きめでは、ボールを投げたり転がしたりするときに、ボールのサイズが違うと腕や体の使い方が変わります。
それで、いろんな力の使い方ができるし、体のバランス感覚とか、今後走るときの運動神経とか。そのへんが成長します。

今回、はらぴーが走るとあごがしゃくれてくる感じも、運動神経がよくなってくると、手足+あごが一緒に動く→手足とあごが別で動くことになります。
変に体が一緒に動かないようになるので、変な走り方とか変な投げ方→上手に走って、上手に投げるにつながっていきます。

保育園での様子

この頃、はらぴーの保育園では、デコボコマットの上を使って歩いてみたり、なぐり描きとか園庭の遊具で遊んだり…でした。
トイレに行った後、ズボンを履くときは「できない~できない~」と言っていたようです。先生が『できるの?!すごーい!』とヨイショすると、ここでもがんばってやっていたようです。

可愛らしいことが多い時期ですけど、イヤイヤ期と思うと、これからなかなか大変になるかもしれませんねー。