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2歳のブログ

木陰を使ってスキマ時間で遊んでみる!?〜2年3ヶ月3週目〜

今回は、木陰を使った遊びについてです。

陰を見ながら、出たり入ったりして体を動かす…

もうちょっと大きい子なら、なわとびとかボール遊びとかに近い能力を伸ばす遊びです。

体の複数の場所(腕、足だけじゃなくて目とか耳も)を動かして遊ぶって、脳の処理力upにいいです。

うちの子、のんびり屋さんやなーとか

うちの子あんまり周り見て動いてへんわーとか

そんな子には特にオススメです。

ちなみに、このブログはだいたい毎週更新しています。

子どもの成長についての内容が、ほとんどですが、たまに何を書いているかわからない文章があります。あしからず。

目次

小さな遊園地で、陰を使った遊びをしたある日…

ーーーーー

わが子(はらぴー):「 」
お父さん:< >
お母さん:≪ ≫
親以外の大人:『 』
※上のカッコで実際のやりとりを再現します。

ーーーーー

敷地は広いけど、アトラクションは1枚300円のチケット制。人が少ない遊園地。
どんな乗り物があるかを園内で見て回る。
≪はらぴー、どれ乗りたい〜?あの、お水の上プカプカする乗り物乗ろっか?≫
子ども版急流すべりで、アシカかアザラシを少しだけ可愛くしようとした乗り物。
「……。」
じーーーーーっと乗り物を見て、かたまるはらぴー。
初めての物にはめっぽう弱いはらぴー。
<いっておいで~。>
「……。」
母親に引かれ、シートベルトを締めるお姉さんに愛想を振舞うこともなく、かたまったまま乗り込む。
≪うわ~、ガタンってなったなー。笑ってる?≫
<ううん。顔面かたまってる。>
≪やっぱりか。≫
その後も、急流すべりゾーンが終わって、水が少しざぶ~んってなっても、顔面のかたまり具合はみじんも変わらない。

<はらぴー、乗り物を楽しむっていうより景色を楽しんでる?>
≪景色を楽しんでるっていうより、かたまってる。≫
<うん。それが一番いい表現やね。見て回っても暑いし、なんか食べながら何に乗るか考えよっか。>
ご飯ゾーンへ移動。でも、屋外の売店。

移動の途中、父親が木陰に入って止まって休む。
≪お父さん、あれ暑くてしんどいんやわ。≫
<はらぴーもここ(木陰)入る?>
「うん。何?」
<何?って難しいな。ちょっとここ来て。…どうぞ。>
はらぴー、木陰へピットイン。
<はぁ~、涼しいね~。>
≪ちょっと風あるから、だいぶ違うな。≫
<いや、ほんまに。はらぴーも涼しい?>
「うん。」
<それはよかったねー。で~も~。こうやって陰の外に出ると……あ゛~づ~いぃ゛~…ってなるで。はらぴーもやってみて♪>
≪はらぴー、お父さんやってみてやって。≫
「いや~。」
<何するかわかってへんだけやん。どうぞ。>
なんかわからんけど、恐る恐る木陰から出てくるはらぴー。
<あづぅ~~~いぃ゛…やろ?お父さん陰に戻ろっ!>
「はらぴーも!」
<あぁ~陰の中は涼しいね~。>
「涼しいね~。」
<やっぱりお父さん陰の外ぉ~。あぁ~づぅ~~~いぃ゛。>
「笑。はらぴーもぉ~。あぁ~づぅ~~いぃ゛。」
この後も、陰に入ったり出たりして、暑いと涼しいの遊びを5回くらいやって、逆に疲れて終了。

この後、売店エリアに向かう途中に、父親がはらぴーの影を踏んでから、はらぴーが父親の影を踏む遊びもしながら売店へ。

見て動くのって、この時期の子どもにとっては立派な運動になる。

木陰を見て…出て…見て…出て…
見て動くにしても、シュールな動き…。
なんでこんな動きが立派な動きなんだ?!ってとこですが。

見て動くっていう、目と足の連携動作がいいってことです。
木陰の場合は陰が止まってますが、なわとびとかボール遊びは動いています。
でも両方共、物が止まっているか動いているかの違いで、見て体を動かしていることには変わりないです。
だから、将来的な球技とかなわとびとか、そういう基礎の練習にもなる。
簡単に言えば、器用になるってことです。

この時期の子どもは、転がってきたボールをタイミングよく蹴り返すって難しいです。
だから、ボールを止めて蹴る。
止めて蹴る=見て足を動かす=陰を見て、出たり入ったり。
ちょっと強引ですが、陰の中と外を行ったり来たりするのって、運動になります。

あと、将来的に字とか形を読み取る、数を目で見て数えるとか、迷路や間違い探しが上手にできる練習にもなります。
もっと将来の話をするなら、小説の字とかマンガのコマとかを素早く見分けて理解するスピードupとかね。
そういうところに生きてきます。

言い出したらキリがないので、このへんでおしまいにしますが、個人的には影踏み遊びって、スキマ時間にできる結構オススメな遊びです。

(時期的な遊びとしては、海に行って波にかからないように、波を追いかけたり逃げたりして遊ぶのもありだと思います。
横断歩道の白いところだけ歩くのも、王道な遊びでおもしろいと思います。)


“えぇ〜でもやっぱり成長する気しませーん”って思う方には、陰を見て出入りする動きが、ケンケンパー(幼い子どもversion)と同じ遊びやとイメージしてもらうと、わかりやすいかもしれません。

これでもイメージが湧きにくい方…ごめんなさい。
もうこれ以上、いい例が思い浮かびません。
この話、全部忘れてください。。。


話変わりますが、はらぴーと遊んだ、木陰の外が暑くて、中が涼しいっていう遊び。
子どもは、この違いを経験して理解する。
実は、これって2歳半くらいに獲得する力です。
市町村で2歳6ヶ月健診とか歯科検診である、大きい・小さいを見比べて答える課題ってあります。

なんで、この時期にこの課題を2歳6ヶ月前後の子にするのか。
そんな話を、次回にしようかなーって思います。