子どもの語彙を増やすには絵本がいいの?〜2歳4ヶ月2週目〜
このブログは、最近更新が滞り気味な、できれば毎週更新したいと思っているブログです。
子どもの成長や発達について書いています。私自身のまとめと、誰かに何かの役に立てばと思っています。
自分的には毎週更新したいので、今週から内容がサッパリして更新とまとめを意識された感じになるかもです。
見てる方からするとわかりにくいと思いますが、またよければ見てみてください。
目次
だいたいの本は何度も読もうとする子どもたち。
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わが子(はらぴー):「 」
お父さん:< >
お母さん:≪ ≫
親以外の大人:『 』
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この頃、読んでた本は…
“いただきますあそび”などのシリーズ何冊か。
“のりもの(アンパンマンの飛び出す絵本)”
“おいしいな”
…などでした。
この頃の写真を見ると、仕掛け絵本の仕掛けのところをビリビリ剥がしたり破ったりして仕掛けになってない絵本が散乱してる写真が多いです。
「(絵本を持ってきて)一緒に見よ〜。」
「見よ!見よ!見よーよ〜。」
「これする~。」
「はい、どーぞ。」
…みたいに本を持って寄ってくることが多くて、
大人は<またあぁぁぁ゛〜>とか言いながらも、横で
≪もぐもぐもぐ。はい、はらぴーもどうぞ。≫
とか言いながら、やる気を絞り出して遊んでた記憶があります。
その後は…
「はい、お母さん。はい、お父さん。」
「もう1回読んで~。」
とか言ってました。
ちなみに、絵本以外の他の会話ではアンパンマンを見て…
「(ばいばいき~ん!のシーンを見て)やっつけた!」
<アンパンマンがバイキンマンやっつけた?>
「うん。見て!やっつけた!」
「(花火のときに)いやや、怖い。見る。」
<1回やってみぃって。>
「いやや、怖い。お母さんと!」
…みたいに、ある程度状況について喋れたり、意思をある程度言葉で伝えることができてくる頃です。
1歳は絵本を破ったり、なんでもリアクションしてもらってたら嬉しがってたのに、2歳になると変に話を変えたりふざけたりすると、「もっと!」とか言葉は曖昧ながらも「ちゃんと読んで!」みたいなリアクションがあったりする時期です。
語彙を増やすために絵本がいいというより…
語彙を増やすのには絵本がいいと言われますが、具体的には…
”絵本は、普段使わない言葉やシチュエーションが入ってるから、絵本を一緒に見ることで、いつもと違う言葉や状況を見て考えるようになるから、絵本は語彙が増える”
…という表現が合ってるんじゃないかと思います。
1歳頃から子どもと遊ぶことって毎日ありますが、毎日遊んでたら、そりゃマンネリ化もします。
気が付かないまま、いつもの返し方とか喋り方になって、”なんか言葉のボキャブラリーが増えへんな~”みたいなこともあります。
そんな状況に絵本って、読んでるだけでもいつもと違うので、子どもには新しい刺激になります。
結果的には、絵本を読むってことは語彙を増やすことになりますが、子どもによっては、気にしておかないと語彙が思ったように増えないことがあります。
絵本を見て語彙が増えやすくなる条件として…
①まず絵本を一緒に見て、絵本を通して<あ、お魚。はらぴー、お魚どうぞ。あ~ん。>みたいな遊びができるかを確認。
(一方的にページをめくって、読み聞かせしても聞いてくれない場合は、絵本より、まずは子どもが興味のあるおもちゃに大人が合わせて一緒に遊ぶことが優先になります。)
②”読み聞かせする”というより、”絵本を一緒に見てあーだこーだ話す”ことができているかを確認。
(読み聞かせしたときに、子どもが意識して考えたり「アンパンマン、バイキンマン、やっつけた」みたいなことを言ってくれてたらok。
その場合は、セリフの後のページめくりのときにできるだけ間を取って、セリフに対しての絵をちゃんと見る時間を取ることが、理解力的な意味で大切になります。)
2つとも似たような感じですが、やりとりになるかと、おもちゃと同じように絵本を通して遊べているかが大事なポイントです。
よかったら、改めて確認したり意識してみたりして遊んでみてください。
最後に、1つオススメの語彙を増やす方法としては、子どもが言ったことを、より詳細にして疑問形にすることもオススメです。
「やっつけた!」
<アンパンマンがバイキンマンやっつけたの?>
「うん。しゅ~!」
<あ、しゅ~!ってやっつけたん?!>
「うん!」
「お母さん、あっち行った。」
<お母さん、はらぴーのジュース入れてくれるのに、あっち行ったんかな~。>
「ジュース?」
<ジュース入れるために、あっち行ったんちゃう?>
「はらぴーの?」
<はらぴーのジュース入れて、はいどーぞってジュースくれるんちゃう?>
「これ(絵本)読んで~。こっちも~。」
<この絵本読んで~、終わったらこっちも読むの?>
「うん。こっちも~。」
<あ、この絵本終わったらこっち読むねんな。>
「うん。見よ~。」
…みたいな感じで、言いたいことをより言葉で詳細にして返して、
さらに、ここで会話が一方通行にならないように、できるだけ2往復くらいの会話のラリーになるように意識すると、より意識して言葉を聞いて、(すぐには使うタイミングは合わないものの)状況を見て使うようになってくると思います。
よければどうぞー。